天野の里・丹生都比売神社を語り部と歩く世界遺産の旅 2005/11/13   【Travel Diary】   【Home】

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旅の準備

〜世界遺産「丹生都比売神社」は意外に近い?〜

紀伊山地の霊場と参詣道(http://www.pref.wakayama.lg.jp/sekaiisan/index.html)が世界遺産に登録されたのは2004年。
和歌山、奈良、三重の3県にまたがる。しかし関西圏だとは言ってもねえさんのイメージでは山奥のそのまた山奥。
大阪や、和歌山・奈良市内周辺から行くよりも、羽田から南紀白浜空港に飛行機で飛べる関東圏の方々の方が時間的に早く行けるのでは???っと思っていた。
それというのも、ガイドブックや旅行社のパンフレットで見かけるのは「熊野古道」ばかりだから・・・。
そして「熊野古道」を歩いてきた人の話しによると、トイレは10分待ち、観光バスの渦・・・。 あまり行きたいとは思わなかった。

しかし数日前の新聞で、丹生都比売神社(http://www.niutsuhime.or.jp/)の存在を始めて知る。 もちろんここも世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつである。
そしてこの神社の住所は和歌山県伊都郡かつらぎ町!(http://www.katuragi.or.jp/index.htm)
この住所、和歌山の紀北地域なのだ。紀北とは、和歌山の北の方。つまり大阪よりの地域だ。 大阪や、和歌山・奈良市内周辺からかなり行きやすい場所である。

新聞によると、11月の日曜日はボランティアの語り部による神社周辺の地域「天野の里」の案内もある。 高野山に繋がる古道「高野町石道」ももちろん世界遺産。
そして何より、天野の里は盆地。周囲360度の紅葉が見れるかも???

早速、ジュニアにメール。ジュニアはミーハーなので「熊野古道」に行きたがっている。ちょっと場所違いだけどここでもいいだろう?
それにジュニアの車が必要だ。格安好きのねえさんであるが、ダンプと正面衝突して以来、車は超頑丈ボディの高級車もどきだ。 こんなおっきな車で山道は不安だ。ジュニアさん、あなたの小さな車が必要なの。
やはりジュニアも「世界遺産」という言葉に魅かれる。世界遺産への旅決定!

ジュニア  団塊の世代ジュニア。豪華旅行と飽食の限りを尽くし財力と体力を失う。

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旅の日記

〜世界遺産「丹生都比売神社」の宮司さんが語る!〜

   

写真は紅葉の丹生都比売神社。

11月13日、日曜日。 ジュニアさんにおウチまで迎えに来てもらい、和歌山県かつらぎ町は天野の里「丹生都比売神社」に出発。
今日はお弁当を持っている。ジュニアさん、体調を崩し食事療法中なのであまり外食はできない。ジュニアさん、決して格安好きに目覚めた訳ではない!
天野までの道は立派だった。ねえさんのおっきな車でも問題はなさそうだ。世界遺産ということで道が立派になったのだろう。

お昼前には神社に到着。ハイキング客や高そうなカメラを持った団体が大勢いる。
早速、駐車場の隅にあるベンチでお弁当を食べる。見渡すかぎり田んぼと山。
駐車場の前に地元の野菜を売る店が一軒あるだけ。ここでうどん等の軽食も食べれる。テーブルがひとつあるだけの小さな場所。
この店の前に自動販売機が1台。世界遺産まんじゅうなんてものを売る店は一軒もない!! 新鮮だ〜。

お弁当を食べ、神社の境内へ。あっ、境内の中にはテーブルとベンチがあり、みんなお弁当を食べている。う〜、残念なことをした。
ここで食べるべきであった。
「語り部」による案内は1時から。あと小一時間ある。自由に境内を散策する。
1時少し前、書類を抱えた女性が登場。「語り部さん」らしい。みんなに、「1時から案内します〜。」と宣伝している。
ねえさん達の所にもやってくる。「語り部さん目的で来ました。」と言うととても嬉しそう。
あっ、しかしこの語り部さん、「わたしはヘタです〜!」と言いながらみんなを勧誘する。面白い人だ。

1時からまず宮司さんのお話がある。20人位が集まった。
宮司さんから手を洗い口をすすぐように言われる。 一般開放していない神殿に入るようだ。
春日造りでは日本一の規模だそうで、朱塗りに彫刻、きれいに彩色されている。
じっくり見たいのだが、動き回らせてはくれない。30分程同じ場所で神社の由緒を聞く。
神仏融合はじまりの社ということで、海外では「紀伊山地の霊場と参詣道」の中でも真っ先に紹介されている神社らしい。
神と仏、ふたつの宗教を同時に祀れるのは日本だけだという、宮司さんのお話。
高野山のお坊さんが神社でお経をあげるらしい・・・。

日本では「熊野古道」ばっかり有名だよね〜。ちょっと悔しそうな宮司さん。
こうして、お話しが終わり「語り部さん」にバトンタッチ。みんな境内にでる。
もうちょっと近くで装飾なんか見たかったなぁ〜。残念!
丹生都比売神社(http://www.niutsuhime.or.jp/)については公式ホームページをご覧下さいね。 ねえさんの旅の日記はあやふやふやなので・・。


〜天野の里を語り部さんと歩く〜

さて宮司さんのお話しが終わると半分位の人が消えていった。神隠しではない。単に語り部さんと歩くのがイヤで帰途についたのだ。
10人位で神社の中を歩く。鳥居は神仏融合ということで一般の神社の鳥居とは違う。(写真)
足の部分に支えがあり、上には黒い円形のものがある。これが神仏融合の鳥居らしい。 また境内のすぐ近くには梵字が彫られた石碑もある。興味深い。

語り部さん、しきりに「わたし、ヘタですからっ!」を繰り返す。「あ〜緊張するぅ!」ともよく言う。
めちゃくちゃ面白い。笑っていてほとんど説明は覚えていない・・・。
神社の中を一通り歩き、次は天野の里だ。ここでねえさん達以外の全員が神隠しにあった。
2〜30分歩く、この言葉で全員おさらばだ。

3人で天野の里を歩く。そうそう天野の里は盆地、360度の紅葉にはまだ早すぎた。11月の下旬がオススメだ。
語り部さんによると、桜の季節は360度のピンクが見れるらしい。圧巻だろうなぁ〜。

ねえさんが新聞記事でこの天野の里のことを知ったというと、語り部さん興味津々!
その新聞の取材を受け案内したのが、この語り部さん。記事はまだ見てないらしい。「わたしの写真載ってました?」と聞く。
載ってないことを伝えると悔しがる! 「どんな記事でしたか?」と聞かれ「さぁ、忘れました。」と答えるねえさん。
ジュニア、「ほんの数日前の記事を忘れる???」とつぶやく。忘れたのは、忘れたのだ!!!
こうして説明をしてくれたこともほとんど忘れ楽しい時間を過ごす。

ねえさん達は町石道も歩く予定。語り部さんに行き方を聞き別れる。
「高野町石道」は高野山まで続く古道である。世界遺産だ。
語り部さん、二つ鳥居の場所までは約20分で行けると教えてくれた。 ここで語り部さんと別れたハズであったのだが・・・。 
語り部さんは本当に親切で良い人だと後でわかることになるとは・・この時は知る由もなかった。


〜世界遺産「高野町石道」を歩く!〜

   

写真は高野町石道の風景。歩きやすい道だ。

高野町石道は慈尊院(九度山町)から高野山へ続く約20キロの参詣道。
1町(約109m)ごとに石碑(町石)が建てられているので迷うことはない。 この数キロをちょこっと歩こうって予定。

まずは八町坂を登り二つ鳥居を目指す。急な坂もあるがねえさんは平気。ジュニアはふらふら、ぜぃぜぃ。
八町坂と高野町石道の合流点には「二つ鳥居」が建てられている。字のごとく鳥居が二つ横に並んでいる。
ここにはベンチもあり、天野の里が一望できる。

ここから六本杉を目指す。これが「高野町石道」だ。熊野古道のパンフレットみたいな道が続く。
まっすぐな杉が空に向ってのびている。神聖な感じがするのは気のせい?
何人かのハイカーともすれ違う。
そう、ねえさん達は逆向きに歩いている。みんなは高野山を目指し歩き、ねえさん達は高野山を背にして歩いているのだ。

六本杉までの道は昨日の雨でぬかるんでいる。ジュニア、「ねえさんより体重が思いから、沈む〜!」と言ってぬかるみに沈んでいく。
放ってさっさと歩く。たまに心配なのでお義理で振り返るが・・・。
途中、ハイカーに丹生都比売神社までの時間を聞く。六本杉まで20分、そこから神社まで20分だそうだ。
緩やかな下り坂。歩きやすい道だが、ジュニアはフラフラずぶずぶ沈みこむ。早く歩かないと日が暮れるぅ!
そしてジュニア、代わり映えのしない道に飽きてきたようだ。
大丈夫か? ねえさん、ジュニアは背負えない!!!

なんとか六本杉に到着。ここで慈尊院へ行く道と神社へ行く道に分かれている。ちなみに杉は何本もある。六本だけではない。
ジュニアもなんとか歩いている・・が、もうダメそう。なんとか天野の里に到着する。
その里では「ねえさん、事件です!!!」が勝手に起こっていた・・・。


〜遭難疑惑!?「ねえさん、事件です!」〜

さて、天野の里に下り、丹生都比売神社を目指す。
飽食の上身体を壊し、現在療養中のジュニア、歩けたことにいたく満足している。
ねえさん、ジュニアを背負うハメに陥らなかったことに心底安堵する。
あ〜、でもみなさん、ここはかなり歩きやすい道ですよん。

神社の駐車場に、なんと1時間少し前に別れたハズの語り部さんがいる!?
ねえさん達を見てホッとしている!? そして早口でまくし立てる。
「なかなか帰って来ないんで心配してたんですよ〜!」とずっと待っていてくれたらしい。

「二つ鳥居」までは登りで20分、往復すると3〜40分。まさかねえさん達が六本杉まで行き山を一周するとは思わなかったらしい。
2人とも外見は「歩く人」には見えないのだ! ジュニアは療養中の外見、ねえさんはか弱く可憐な?外見なのだ!!!(可憐はよけいやっ!)

山を下りてくる人全員に、「20代の若いお嬢さんの二人連れ見かけませんでしたか?」と聞いてくれていたようだ。
誰も心当たりがないと言い、かなり心配だったらしい。
はははは!!! 30代のおばさん二人連れって聞いたら、誰か見かけたって言ってくれたかも???
「もう若いお嬢さんにもしものことがあったらと心配で心配で・・・。一緒に行けばよかったと思って・・。」
「ホントに子供さん2人で山に行かせてしまい・・・。」とおいおい、いつの間にか子供になってるよ。老眼鏡をプレゼントするべきか???
語り部さん、もう少しして帰って来なければ地元の人と一緒に山に捜索に行く予定だったと・・・!!!

あははは、もう少しで山狩りされるトコロだ〜! 魔女狩りならされても仕方ないが・・・。
あ〜、ごめんなさい。心配かけて・・・。でもね〜、この山、ホント歩きやすい・・・。
でも、遭難したかも?って心配をかけるねえさん達・・・いったい人からどんな風に見られてるんでしょう???
やっぱ山は「じじい」と歩こうと決意を新たにする。人に心配をかけないように・・。
こうして今回の格安旅行は無事?終わる・・・。拝観料も何もいらなかった。

ちなみにジュニアは、ちょっと頭のネジが一本足らないような系統です。
ねえさんはジュニアに言わすと「浅田美代子さん」系天然だそうです。小倉優子でも西村知美でもないそうで・・・。
ジュニア  団塊の世代ジュニア。豪華旅行と飽食の限りを尽くし財力と体力を失う。

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