済州島と牛島で歩いてばかりの旅 2005/9/1〜9/5   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】

【 1日目】

【 2日目】
 
旅の準備

出国・山房窟寺・シュリの丘・
コンベションセンター
正房瀑布・済州民俗村・ソプチコジ・城山日出峰
【 3日目】

【 4日目】

【 5日目】
城山日出峰・牛島・兎の島・三姓穴・済州牧官衙・東門市場・西門市場
漢拏山・済州民俗自然史博物館・
民俗観光タウン・龍頭岩・海水サウナ
万丈窟
帰国
2005年9月2日
〜西帰浦・早朝散歩は楽しい?〜

早朝6時、ホテルを出て朝の散歩に出かける。
正房瀑布(写真)と天地淵瀑布をめざす。この正房瀑布は直接海に落ちる滝なのだ。
滝つぼが海!これは初体験。見なければ〜!

ホテルを出たのだが、地図はホテルだ〜。
近いからなんとかなるだろう???
正房瀑布の標識を見つけ、歩くのだが行けども行けども着かない。途中でおじさんに聞く。
しかし言葉がわからない。滝(瀑布)は確かボッポかぁ?

おじさんの前で「ボッポ〜!」と言いながら、手で滝の真似をする。

おじさん、わかってくれた。まだまだ向こうだと手で示す。しかし・・・これが大きな間違いだった。
あとでわかったことだが、おじさんは小正房瀑布を教えてくれたようだ。まったく逆方向だ。

しばらく歩き、ねえさんの野性の勘がおかしいと言い始める。
引き返そう!

そんなこんなで正房瀑布に着いたのは7時頃だ。15分もかからないところを1時間近くさまよった。
しかしいいこともあった。入場料2,000wが、早朝のため無人でいらなかった(バンザ〜イ!)。
滝は確かに海に落ちていた。引き潮ぎみだったため、あまり海が滝つぼという実感はなかったが満潮の時は もっと見ごたえがありそうだ。海と滝、そして岩が眺められる珍しい光景だった。

次に天地淵瀑布をめざす。ここはホテルのすぐ近く。昨夜もこの遊歩道に行っている。
すぐに行けるハズだ・・・・。
途中、コンビニのパラソルの下でキムパブを食す。美味しいな〜!

昨夜の遊歩道を歩く。結構な距離だ。樹木がきれいに植えてあり朝の散歩にちょうどよい。
あれっ? 行き止まり?? 滝の上に出たぞ!
滝には行けない道だった〜(>_<)。滝の流れ落ちる上の部分だけ見える・・・。

もういい!! 天地淵瀑布も見たことにしておこう!

かなり歩いた。ホテルに帰り出発の準備をする。
西帰浦バスターミナルに歩いて向う。ここはもう迷わない、ハズ・・・。しかし・・・道を尋ねながら歩く・・。
窓口で「ピョソンミンソクチョン(表善民俗村)」と言う。9:30発、2,300wだ。

切符を持ち、「ピョソン、ピョソン、ピョソン〜」とつぶやく。すると・・・。
おねえちゃんが近づいてきて、「ピョソンはこっちだ。付いて来て。」と言いながらバスに案内してくれる。 つぶやき作戦大成功だ〜!
運転手に「ピョソンミンソクチョン」と言って切符を渡す。

*表善民俗村は正しくは「済州民俗村」です。表善の民俗村という意味で使用してます。



〜済州民俗村は「大長今」のロケ地〜

西帰浦から約1時間のバスの旅。表善海水浴場の標識が見えてくる。
済州民俗村は海水浴場のすぐ近くだ。西帰浦からのバスは民俗村の前まで行かなかった(涙)。
表善里で降りて歩くか、バスを乗り換えるかだ。歩いても15分ほどだ。

運転手が、降りろと合図をしてくれる。降車し、海の方向に歩く。
途中、農作業をしている人々に道を尋ねながら歩く。 10時50分、民俗村に到着。6,000wを払い入場する。入場するとすぐ右手にコインロッカーがある。
荷物を預け、身軽になれた。

ここは、村内を巡るトローリーバス(汽車)が運行している。11時発のバスがあったのでそれに乗り観光する。
古い萱ぶきの家が立ち並ぶ。済州の古い生活用具や遊び道具、巫女の家等々がある。
19世紀の済州島の文化や風俗が見れる。体験もでき、結婚衣裳を身に着けているカップルもいた。
バスは村内を巡り、食堂街で終点だ。
そこから歩いて観光することにした。「大長今」のロケ地が点在している。見たことはないが・・・
ロケが行われた場所には、案内板が立てられている。

そろそろ12時だ。お昼を食べることにする。先ほどの食堂街は屋外である。クーラーがない。
ひ弱なねえさんは、涼しいところで休みたい。入り口付近にレストランがあったのでそこに行く。
大きな店内は誰一人いない。まずいのか???
きじ(10,000w)か? ぶた(6,000w)か? 迷ったが安いぶたにした。
このぶた、全く油っぽくなく、塩だれであっさりと食べれた。
しかし、このお昼時、誰もお客は来なかった・・・。

さて、この民俗村にもあった昔のトイレは横に豚小屋がある。排泄物をぶたが食べ、だから済州のぶたはおいしいんだ〜!
とおしゃべりしながら食べる・・・。悪趣味!
お〜っと、トイレ話しは「ファジャンシル オディエヨ?」のつぶおさんの専売特許。
これで終わり・・・。

1時25分ころ、民俗村の入り口前からチェジュ行きのバスがあった。
運転手に「ピョソン(表善)?」と言う。
ねえさんの頭の中では「このバスはピョソンを通りますか?」ときちんと聞いているのだ。
通るそうだ。850wを払い、乗り込む。5分もかからず到着。
朝降りたバス停とは違うので、徒歩で朝降りたバス停に行く。数分だ。
そして、ここで古城行きのバスを待つ。

ソプチコジ(オールインロケ地)に行くのだ〜!
涙のソプチコジ、はじまりはじまり・・・・!?
決して、オールインのファンでうれし泣きしているのではない。誤解なきように!



〜涙のソプチコジ〜

表善のバス停では待つこともなく、1時50分くらいにバスが来た。
1,300w、20分位でコソン(古城)につく。
ソプチコジへの行き方は、日本で調べてもわからなかった。なので近くの大きな街に行き、 タクシーに乗ることにしたのだ。タクシーはメーターを倒さない。
「メータ!!」と言うと、4,000wだという。

地図で距離がわかっていたので、妥当な値段だと思い、そのまま乗る。
運転手はしきりに帰るまで待っている・・・みたいなことを言ってくる。
そんなことをしたら料金がかさむと思い、断る。
                       大きな間違いだった・・・!

ソプチコジ、観光バスで溢れている! 自家用車も多い。
ビョン様の人気はすごいのね! って思っちゃダメよ!
だれもオールインハウスを見に来てはいない! 海の岩や石を見に来ているのだ。
済州の他の海岸と異なる地質「ソンイ」という火山灰らしい。確かに美しい景観だ。

急に雨が降ってきた。オールインハウスに入場する。入場料は3,000wだ。
チケット売り場でおばちゃんんが、「イー、アール、サン、スー・・」と指を折り始める。
「わたしゃぁ、イルボンだ〜!」
「あ〜、日本人! ぎゃはははは〜!」と大笑いされる・・・。
きっと、この日の服装が悪いのよん。派手派手なワンピース、肩ひもの・・・

雨宿りを兼ねた「オールインハウス」はひっそりとしている。外の人ごみが嘘のようだ。
ドラマで使用したものが展示してある。お遊びのカジノもあり、ディーラーのおねえちゃんも2人いる。
名場面シーンを集めたビデオもあり、視聴できる。3,000wなら安いものだ。

雨もやんだ。ソプチコジからは、城山日出峰が美しく見える。次の目的地だ。
景観を楽しみ、さあ帰ろうと思うが・・・・タクシーがない! 1台のタクシー運転手に聞くが、貸切だ。
そう、交通手段がないソプチコジ、タクシーで来れば、帰るまで待ってもらうのが鉄則だったのだ!

後悔しても、悩んでも遅い! 第一どうなるものでもない! 時間がもったいないだけだ!
歩こう! 足がある! 3時半だ。明るいうちに歩くんだ! タクシーで来た道は、かなり遠い。でも・・・千里の道も一歩から! いつかは着く・・・。

観光客の車や観光バスが行き交う岬の道を、ゴロゴロと3wayバッグを引っ張り歩く。
岬の道、人家も店も何も無い・・・。永遠に続きそうな道・・・。
ほとんどの人は、車内からねえさんたちを見て驚く。

こんなトコ、歩くバカがいるよ〜って白い目が言ってる。
タクシーも通るが空車はない。当然だな、みんな貸しきりだ。

「キットすったもんだするのではないでしょうか。」
これは出発前にみなみやまさん (みなみやま東アジア旅行記)から頂いたお言葉!! 
その通りになってるよ〜。
頭の中で、「すったもんだ、すったもんだ・・・」がくるくると渦巻く。

40分ほど歩いただろうか? たぶん新陽海水浴場に着いた。
ここで珍しい景観が見れた。ソプチコジのコジは岬という意味だが、この岬の一番細い場所に来たのだ。
道の両側に海が見れるのだ。歩いてきた道を背にして、左が穏やかな海水浴場、右が海の岩場だ。
初めてみる風景。疲れもちょっと吹き飛んだ。

そして、タクシーがちょっと前を通る。
空車だ。追いかける〜!停まってくれた(涙、涙、涙・・・)!

「ソンサンイルチュルボン!(城山日出峰)オルマエヨ?(いくら)」
4,000wだ。乗る!(高ければ、もうちょっと歩いた???)
タクシーに乗るとすぐに、雨が降ってきた。ねえさんの涙だ・・・。



〜城山日出峰でまた歩く!〜

タクシーが城山日出峰に着いた時はどしゃぶりだった。
城山日出峰の入り口近くのお店の軒先でコーヒーを飲みながら雨が上がるのを待つ。
3〜40分ほど雨は降り続いた。ここからは、民泊の看板が多く見える。泊まるところはだいじょうぶそうだ。
5時ごろ、雨も上がり旅館探しに向う。明日は日の出を見に行く予定。このすぐ近くに泊まりたい。

きょろきょろしていると、おばあちゃんが近づいてきた。
「日本人? うちに泊まりなさい。2万ウォン。」と日本語で客引きだ。
「部屋見せてあげる。」と言うので付いて行く。
城山日出峰から1、2分のところにある、ボロボロの民泊だ。玄関を開けるとすぐに階段があり、 その階段を上がると4畳半くらいの部屋が2つ。部屋には扇風機とテレビだけ。
「お風呂は?」と聞くと、部屋の前のドアを開ける。まずキッチンがあり、その横の土間のような場所に シャワーがつけてある。これが風呂だ。
民泊、初体験! これでよい!お金を払い、荷物を運ぶ。
たぶん早まったよね〜? あと1万ウォンだせば立派な旅館あるかな?

さて、ここで休むねえさんではない。
城山日出峰は日の出の名所。ということは、夕日も美しいに違いない!!
明日の下見を兼ねて5時半頃、山に登る。入山料2,000wを払う。観光客が多い。

ここは済州の代表的な噴火口である。約40分かけて頂上に到着。
頂上から見る噴火口の緑の美しさに息を呑む。写真ではどうしても表現できない。
済州島に行く機会があれば、ぜひ訪れて欲しい観光地だ。

テッペンに立ち、ソプチコジを見る。
よくあんな所から、岬のあの細い部分まで歩いたと感慨深い・・
(うるうる・・)!

違う方向には明日行く「牛島」もきれいに見えている。 夕日が海に映り、絶景を創る・・・。



〜城山の夜「どうする? アイフル〜」〜

山を下り食事だ。この辺は高そうな店が多い。
山を下りてすぐに安そうな店を見つける。何の店かはわからない。
ガイドブックの料理のページを見せるが、すべて違うと首を振る。
「チャイナ。」と店主が英語を言う。中華料理だった。店主の勧めるまま何かわからないが注文する。 値段だけは確認していた。
出てきたものは、チャーハンとうどんというかチャンポンだ。ごく普通の味。
せっかくだからぎょうざが食べたいが、言葉がわからない。
でも・・・隣のテーブルにぎょうざが運ばれてきた。ラッキー! 指差し注文する。
満腹になり、民泊へ。明日の日の出に備えねば!

民泊には洗濯機があり借りた。ラッキー! さて、シャワー・・・これは水しか出なかった! 早まった・・・な?

そして自分の身体を見て驚愕する!
日焼けしている。特に右手だけ・・・ 真っ黒だ・・・。
同じ方向に永遠、歩いたからだ・・・右肩、痛かったんだ・・。肩ひもワンピなんか着るからさ!
あ〜、どうしよう・・・。
どうする? アイフル〜〜〜〜(>_<)!

*アイフルのCM知らない人は意味不明〜!

(注意)ねえさんの旅の同行者は全てTomoと表記した。 友なのか、はたまた供なのかはご想像にお任せする。
(注意)日記中のハングル語は適当に喋ったものだ。ねえさんもTomoもハングルは喋れない。
(参照)食べたものや、泊まった所は、「旅のごはん」と「旅の宿」に詳細を記載。

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済州民俗村

民俗村内はトローリーバスで回ろう。
下から2番目の写真、この石な〜んだ?

ソプチコジ

美しい景観が楽しめるソプチコジ。
真ん中の写真で遠くに見えている山は城山日出峰。

オールインハウス

ソプチコジに建つオールインハウスはひっそりと 静まりかえっっている。日本人のツアー客がいなければ入場者はマレなのであろう。
ドラマの台本や、衣装などが展示されている。

城山日出峰の夕日

この美しい日出峰は済州を代表する噴火口。
一番上の写真で遠くに見える島影は牛島。 牛が寝そべった形なので牛島らしいが・・・。

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