済州島と牛島で歩いてばかりの旅 2005/9/1〜9/5   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】

【 1日目】

【 2日目】
 
旅の準備

出国・山房窟寺・シュリの丘・
コンベションセンター
正房瀑布・済州民俗村・ソプチコジ・城山日出峰
【 3日目】

【 4日目】

【 5日目】
城山日出峰・牛島・兎の島・三姓穴・済州牧官衙・東門市場・西門市場
漢拏山・済州民俗自然史博物館・
民俗観光タウン・龍頭岩・海水サウナ
万丈窟
帰国
2005年9月3日
〜城山日出峰・優しい日の出〜

「東岩寺」の鐘の音、安眠妨害の響きあり!!
ゴ〜ン、ゴ〜ン、ゴ〜ン・・・と早朝から大音響が鳴り響く。
何時だ? 時計を見ると、まだ4時半だ。しかしそろそろ起きなければ! 
日出峰の日の出を見なければ、ここ城山に泊まっている意味はないのだ。
日出峰の麓にある東岩寺、旅行者のための天然のモーニングコールだ。

日の出は6時、山頂まで30分と民泊のおばあちゃんが教えてくれたが、ねえさんの足で昨日40分かかった。 5時すぎ、抜き足、差し足、忍び足で民泊を出る。おうちの人を起こさないように・・・

こんな早朝なのに、城山日出峰の入場券売り場には人がいる。2,000w払わなきゃ・・・(ーー;)
ポツ、ポツと日の出をみる人も山を登りだす。まだ真っ暗だ。女の子だけのグループも多い。
昨日一度登った山、かる〜く登れるぞ!
頂上でしばらく日の出を待つ。だんだんと人が増えてくる。6〜70人くらい集まっただろうか?

夜が明け始める。今日は雲が多い。力強い日の出は見れなかった。
でも、パステルカラーの日の出は十分に心に沁みる。
きっとここは、何度訪れても新たな感動があるに違いない場所・・・。

山を下り、コンビニのパラソルの下で朝食。キンパブは美味しいな〜!



〜牛島にはツアーバスあり!

7時30分頃、民泊を後にする。牛島に行くのだ。
城山港までは地図で見ると、歩いて30分位か? 歩こうと思っていたが、民泊のおばあちゃんが タクシーを呼んでくれた。2,000wだという。
タクシーでは5分程、すぐに城山港に到着。大きくきれいな建物で驚いた。

ちょうど8時発のフェリーがある。2,000wで乗船券を買う。
あれ? 国立公園入場料と港使用料がいるって韓国観光公社のサイトにあったけど払った覚えが・・・??? まあ、いいか?
フェリーは車が10数台、乗客は30人程だ。10分少々の船旅だ。。
韓国観光公社のサイトでは循環バスがあると書いていた。それを探す。
まず目に入ったのが、ワゴンタイプの車。側面にバス停の表示らしきハングルが書いてある。
たぶんこれが循環バスだったと思う。

しかし、バスは大きいとの固定観念。これは違うかも〜???と思い、左手を見ると大きなバスが6〜7台停まっている。
その手前にはレンタサイクル、バイク、バギーもある。
大きなバスに近づくと、おじさんが近づいてきた。日本人だとわかると、日本語がわかる女の人が登場。
これは、牛島の観光スポットを回るツアーバスだった。1時間30分くらいで、5,000wだ。

安いし乗ってみることにした。Tomoと2人だけだ。バスに乗り待っていると、違うバスに移れと言う。
日本語のできるドライバーがいるので、急遽出動してくれることになったのだ。
この辺、日本と違っていいよね〜! 日本だと、ローテーションとかなんやかんやで融通が利かない!
バスは、2人で出発しようとする。そこへ、韓国人の女の子3人が駆け込んできた。
どうもこのバスは、2〜3人の乗客が集まれば、随時運行するようだ。 こうしてツアーは始まった。どこに行くかもわからず乗っている・・・。



〜牛島を観光する!〜

まずは、牛の胃と呼ばれている場所へ向う。5分程だ。
写真で見れば胃のあたりかもしれないが、ここが胃だと言われても・・・困る・・・。
それにドライバーの日本語は怪しい・・・。ホントに胃と言ったかどうか・・・!
ここは、海と岩の景観を楽しむ場所だ。

少し遅れて、もう一台バスがやって来た。2人の韓国人が乗っている。 ねえさん達のバスに乗り込み、一緒に次の目的地、灯台公園に向う。

灯台公園は牛島峰にある。牛島で一番高い場所で、島の最南端に位置する。
バスは灯台公園の入り口で停まり、ねえさん達を降ろす。そして、灯台公園の出口まで回送する。
入り口からテッペンの灯台までは約30分、そして、そのまま道なりに下って行くとバスが待っているようだ。

7人で歩き出す。緑の公園というか牧場かな?、馬や牛が草を食べている。 のどかな光景が続く。この公園、所々にまあるい小山がある。これはお墓なのだ。お参りをしている人の姿もある。
公園にお墓、牛、馬・・・なんとも変わった光景だ。
道は整備されていて、なだらかで歩きやすい。青い空と緑を楽しみながら灯台に到着する。

灯台からの景色は素晴らしい! 牛島が一望できる。
そして今朝登った城山日出峰も美しく見える。
こんな素晴らしい景色なのに・・・・ ダムを発見! その周りにもお墓が・・・!
あのダムの水は死体のエキスが沁み込んでるね〜と・・・そんな話題・・・。
灯台の中には、少し展示物もあった。小さな博物館だ。

今度はゆっくりと坂道を下る。坂を下りきると、後海石壁と呼ばれる険しく切り立った崖が見れる。
荒々しい景観だ。ここには洞窟もあったが、引き潮の時以外は見学できないようだ。
バスに乗り込み次の目的地へ向う。

バスは民家の中を通る。どうも牛島の民家や畑を車窓見学しているようだ。
ほとんどが平屋の粗末な家ばかりだった。「民泊」の看板を掲げている家が多い。
しばらく車窓見学を楽しみ、着いたところが紅藻団塊海浜海水浴場だ。真っ白な砂浜に青い海。
ここで貝殻を集めたりしながら20分ほど遊ぶ。
これでツアーは終了だ。バスは出発地点の港に戻った。

まだ10時前だ。しかしねえさん達以外のツアー客5人は10時の船で済州に帰った。
せっかく来たのにもったいない。さて、次は・・・?

サイクリング開始〜!1時間3,000wで自転車を借りる。目指すは最北端の灯台!
港はほとんど最南端。端から端まで颯爽と風を切る・・・訳がない! ふらふらになり最北端の灯台へ。とりあえず制覇!
島を一周する元気はなく同じ道を帰る。牛島の家々は粗末で、海の美しさとの対比がもの悲しい。

時間はかなり超過していたが、追加料金を取られることなく自転車を返す。
お腹もペコペコ。牛島名物料理を食べに港に近い大きな食堂に行く。
さてこの食堂、大学で日本語を専攻していたという男性がいる。しかしかなり怪しい日本語。注文でかなり苦労した。
ここの水、かなりマズイ! 「あ〜、これがさっき見たダムの水だ〜!マズイ〜! 死人の水や〜。」 と言いながらガブガブ飲んだ。Tomoは飲まず・・・。 これが、ねえさんに幸運(?)をもたらすことになる・・・!

12時20分頃のフェリーで城山港に戻った。

*牛島は海水浴、釣り、バギーやサイクリング等の体験の島だと思う。観光だけでは物足りない。



〜憧れ続けた兎の島は? 島、どこや〜?〜

城山港には12時半過ぎに到着。客待ちのタクシーが数台いる。
次は兎の島、別名蘭島に向うのだ。ここはハマユウが自生し、夏の花の頃は甘い香りが島全体を包むらしい。
引き潮の時は歩いて島に渡れる・・・、わかっているのはこれだけ。期待に胸が・・ドキドキ!

「初秋の・・甘い香りの漂う蘭島に・・美しき乙女がたたずむ。。絵になるぅー。。」はくまさん(くまさんのブログ)のお言葉。
そうそう、ねえさんも美女だもん! 絵になる・・・ハズ・・・???

タクシー運転手達に地図を見せ、兎の島へ行ってほしいと伝える。
しかし、済州島のタクシー運転手達はホボ素直に行ってくれない。貸切を勧めてくるのだ!
このしつこさは並大抵のものではない! 言葉が通じないとわかると、携帯で日本語のわかる人に電話をかけ、 その人とお客を話させる。そして日本語で貸切にしろと勧めるシステム! うざい!
ねえさんはすぐにイヤになる。Tomoが電話で話している。
「もういい! 歩く! その辺で流しのタクシー探す!」とTomoの電話を妨害する。
運転手達もあきらめ、兎の島までなら6,000wだ・・ということで一段落。タクシーに乗り込む。

10分もかからなっかただろうか? 兎の島の対岸についた。
「えっ〜〜!! これが島? これは岩や〜!」
確かにハマユウ咲いてるよ! 小さな小さな小さな島! 
これを人は岩と呼ぶ!(岩じゃないけどね・・・緑があるから・・・)
満潮でも渡れるよ。こんなトコ! おじさんが1人渡っている。
済州島の観光案内の本、民宿案内まで書いてあった。これは対岸の民宿だ。ややこしい書き方するな!!!

タクシーを降りる元気もなくなった。近くのバス停まで送ってもらおう。
ここでもまたバトルが・・・。現在メーターは6,700wだ。次の予定地は済州市。
済州市まで25,000wで行くという。最終的に20,000まで下がったが、「ポス、ポス、ポス(バス)・・・」と 言い続け、細花のバス停まで送ってもらった。10,000wだった。 結局、20,000ならタクシーで行っても2人で割れば安いんだけど、あまりのしつこさに辟易!
地元の人と一緒のバスが楽しい!
13時20分発のバスに乗り、済州市外バスターミナルには14時30分に到着。2,900w。



〜旧済州を歩く。〜

ここでの宿は決めていた。友人に教えてもらったホテルへ向う。バスターミナルから徒歩15分。
サラホテルというトコロだ。きれいで、30,000wだと聞いていたのだが・・・きれいではない!
ただ、宿を他に探すほど汚くもなく、2泊することにした。まあ、人のクチコミはアテにならず!
ちょっと休憩・・・

4時ごろから済州市観光へ。
まずは定番、三姓穴へ。2,500w。この穴から3人の神人が現れたのが済州島の始まりだというけれど、神話やろ〜??
こんな穴を大事にするなんて・・??? 意味不明〜!
日本語のビデオ上映もあり、10人ほどのツアー客もいた。

済州城址を眺めつつ、東門市場へ。やはりここは済州島。名物「あまだい」や「たちうお」が並べられている。
そのまま地下街に行き、ぶらぶら見学。地下街を出て、済州牧官衙に入場。ここは観徳亭という済州最古の建物があるのだが、修復中だった。
そのため入場料が割引で1,000wだ。決してダダをこねた訳ではない!

西門市場でくだものを買ったり、スーパーで食料品を買ったりして一度ホテルに戻る。
さあ、もう7時だ。お腹が減ったなぁ〜!
地球の歩き方を見ると、このホテルの近くにトコブシ入り釜飯が自慢の食堂がある。 素朴で庶民的な味わいとのこと。トコブシも済州名物。これは行かねば!!
しかし、見事にこの記事に裏切られることになる・・・・!

さて、テーブルにはなんと見慣れぬものが運ばれてきた。否、よく見るのだが、食堂で見たのは初めてだ!
それは・・・バターだ! 何に使うんだ?
アルバイトの女の子がトコブシ入りの釜飯9,000wを運んできた。そして店の女主人を呼ぶ。
「このテーブル日本人だよ〜!」みたいなことを言っている。女主人、すぐにテーブルに来て、釜飯に大量のバターと辛い味噌を入れ、かき混ぜ始めた!?
釜飯にバターだ!? 辛いピラフを食べている感じ。 とっても美味しいのだが、韓国料理、素朴な料理を期待して行くと、えっ?となる。

この記事を信じて行ったら・・・ これキライな人も多いやろ〜? ちなみにうちのおかんはキライや!
まあ、ねえさんは大満足の大満腹!
さっさとホテルに帰り、明日のメインイベントに備えるのだ〜!!

(注意)ねえさんの旅の同行者は全てTomoと表記した。 友なのか、はたまた供なのかはご想像にお任せする。
(注意)日記中のハングル語は適当に喋ったものだ。ねえさんもTomoもハングルは喋れない。
(参照)食べたものや、泊まった所は、「旅のごはん」と「旅の宿」に詳細を記載。

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城山日出峰の日の出

一番上の写真は、頂上でみんなで日が昇るのを待っているところ。

牛島

美しい景観の牛島。映画のロケ地になるのも納得。

旧済州

有名な三姓穴。この穴から3人の神人が生まれた。

済州牧官衙。街の中に静かな空間がある。

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