南韓国の山とお寺とロケ地めぐりの旅 2005/12/1〜12/7   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】
【 1日目】
【 2日目】
【 3日目】
 
旅の準備
出国・釜山から光州へ・道庁
無等山・光州駅
潭陽バスツアー・芸術の町
【 4日目】
【 5日目】
【 6日目】
【 7日目】
松広寺・光州から全州へ
全州・馬耳山・全州から大田へ
錦山・大田から釜山へ・釜山大学
帰国
2005年12月3日 土曜日
〜「潭陽バスツアー」出発!〜

いよいよねえさんの旅の一番の目的「潭陽バスツアー」である。
潭陽とは、韓国一の竹の里。そして数々の映画、ドラマ、CMのロケ地となる風光明媚な田舎である。
今日も快晴! きれいな竹が見れそうだ。

タクシーで光州駅に向かう。メーターは2700wだったのだが、なにか表を見せられ2700wの横に3000wと書いてある。 きっと朝の割増料金かなと思い、3000wを払う。
9時頃日本人さんと会い、駅の待合室でコーヒーを飲み時間を潰す。もうすっかり仲良し!バス出発は9時半だ。
9時15分頃、外に出ると1台の観光バスが見える。ナンバープレートを見ると「光州」なので違うかな?と思ったのだが念のためバスに近づく。
いつの間にか簡単なハングルを読めるように成長したねえさんである!!!

バスに女性がいたので「ダミャン(潭陽)ツアー?」と聞いてみると・・・。
「あ〜日本人ですか?」と流暢な日本語が返ってくる! 「潭陽バスツアー」のガイドさんだった。
ツアー代金10000wをその場で支払い、バスに乗り込む。
ガイドさん、「私は、とても心配です。韓国語で説明をしますので、日本語で説明するヒマがありません。」と気遣ってくれる。
「見学できればいいので大丈夫です。」と答えておく。 韓国人向けのツアーに勝手に乗ったねえさん達だ。まさか日本語を喋れるガイドを付けてくれるとは思わなかった。
潭陽郡に大感謝だ!

9時半を過ぎたのにバスは出発しない!?  女の子が1人遅刻だ。結局9時40分、遅刻した友達を待つ女の子を残しバスは出発した。
バスの中、8割位が20代前後の若者だ。いったい若者を惹きつけるこのバスツアーはいったい・・・・。

ガイドさんが韓国語で説明をしているが、まったくわからない。しかしガイドさん、合間を見つけては、ねえさん達に日本語で説明してくれる。 とても親切な人だ。バスは順調に走行している。



〜「瀟灑園」はスキャンダルのロケ地!〜

10時15分、第一の観光地「瀟灑園」に到着だ。光州からホントに近い。
「瀟灑園」はヤン・サンボが建てた朝鮮時代の庭園。ヨンさまファンには「スキャンダル」のロケ地として知られているかも・・・。
竹林を抜けると、庭園がある。門や橋、そしてあづまやと当時のままの姿を残していて、古い韓国にタイムスリップしたようだ。
昔のオンドルもそのまま見ることができる。

「ここで映画の撮影なんかも行われるんですか?」
とガイドさんに聞いてみる。
「ここで映画やドラマの撮影はありません!」
と自信満々に言い切るガイドさん。やはり「スキャンダル」は日本人だけしか見てないのだ!!??
ゆっくりと見学し、バスに戻る。約40分。



〜韓国歌辞文化館〜

「瀟灑園」からバスで2分程の「韓国歌辞文化館」にやってきた。
ここで、朝遅刻してきた女の子が路線バスでやって来て合流した。よかった、よかった(^_^)v。
最初にビデオを見せられるが理解できるはずもなく、映像だけ楽しむ。
次に2Fの展示室で古い書や絵画を鑑賞する。ガイドさんはひとつひとつ説明している。
もちろんわからないので、説明は聞かず鑑賞する。書は結構好きなので楽しい。貴重な資料もかなり展示されているようだ。
約40分見学する。



〜息影亭〜

「韓国歌辞文化館」からほど近い「息影亭」。朝鮮時代のあづまやだ。急な階段を登った場所にあり見晴らしがよい。
ガイドさん、あづまやという表現を使う。日本語にかなり詳しい人でホント助かる。建物自体は「瀟灑園」のそれと変わらない。
ねえさんに知識がないだけかも知れないが・・・。約20分見学する。



〜昼食はかなり満足!〜

さて、12時も過ぎた。昼食場所に移動する。
すぐにそれほど大きくもない食堂に到着した。たった1万ウォンを払っただけ・・・。期待はしていなかった。
でも、それは大満足の食事であった。メインの豚料理は美味。辛く炒めた豚を葉っぱにくるんでいただく!
副菜も多く、もちろんおかわり自由だ。4人でテーブルを囲んだのだが、ねえさん達のテーブルは遅刻してきた若い女の子達を一緒だ。
他のテーブルは若い男の子がいるので料理が空になっているが、ねえさん達のテーブルはちょっと残してしまった。
ねえさんが手をつけていなかったオレンジ色の副菜。女の子が食べるように勧めてくれる。甘くて美味しい。 マンゴー?と思ったのだが、女の子曰く「かぼちゃ」であった。かなりの美味。
食後にはコーヒーも付き、充実の食事だ。5000wはするよね? 約1時間の食事。



〜伝統菓子のお店〜

昼食後、伝統菓子のお店に行く。韓国の伝統菓子と潭陽名物「竹」のお茶の販売と試食がある。
小さなお店に伝統菓子がいっぱいある。お米を使ったお菓子等が並べられている。
もちろん試食をパクパク食べる。生姜の風味が効いている。竹のお茶も飲みやすい。

お茶とみんなが買っているお菓子を買うことにする。レジには上品なおばあさんがいる。
ガイドさんが「この人は日本人です。」と紹介している。
おばあさん、ねえさんの手を握り、とても優しいお顔でねえさんの顔を見つめる。こんなに見つめられたのは初めてだ!
「こんな遠くまで来てくれてありがとうって言ってます。」とガイドさんが通訳してくれる。
日本人初めてなのかなぁ? 初めての日本人がねえさんでよかったよね???

帰り際、おばあさんが試食のお菓子を大量に袋に詰めて、ねえさんに持たせてくれた。そしてずっと見送ってくれた。 とても嬉しい出会いであった。 約20分。

お店のサイトはhttp://www.hojungfood.co.kr/です。



〜山野草園〜

次にやって来たのは大きなビニールハウス。この中で山野草を育て、素焼きの焼き物にアレンジし販売している。
派手ではないがとてもかわいい山野草。実際、こんなに多くの山野草を見たのは初めてなので面白い。
アレンジしてもらい購入している人たちもいる。
来訪記念に全員に鉢植えをくれるのだが、検疫の関係上ねえさん達は辞退し、ガイドさんに進呈する。約20分。



〜官防堤林〜

まだまだ見学は続く!
「官防堤林」は堤防に木がたくさん植えられている。今は木を植えると根が張り、堤防に亀裂が生じるのでダメらしいが、昔、洪水を防ぐために 木を植えたようだ。春の頃には見事な緑だろう。
この堤防を散歩し、橋を渡ったところが、ねえさんの第一目的「竹林」である。約20分の散歩。



〜「竹緑苑」はR-POINTのロケ地!〜

入り口でパンダの置物がお出迎えの「竹緑苑」
想像していたものより、はるかに広大な竹林だ。緑が美しく、歩くとすがすがしい気分になる。
途中、「R-POINT」のロケ地の看板がある。ベトナム戦争の映画らしい。若い男女がはしゃぎ交代で写真を撮っている。 ツアーの若者、これが目的だったのか?

ねえさんが、潭陽を知ったきっかけは「夏の香り」。ドラマは4話で挫折したが、ガイドブックでロケ地として潭陽の竹林が紹介されていた。
これで、潭陽に行きたくなったのだった。ただ、ガイドブックには「竹緑苑」ではなく「竹の公園テーマパーク」となっていた。こことは別に竹の名所があるのかもしれない!
しかし、ファンではないのでロケ地はどうでもいい。こんな広大な竹林を見れて大満足。

竹製品のショップも充実している。かなり精巧な造りだ。お値段もなかなかのもの。約40分見学。



〜「メタセコイヤの並木道」はロケ地の代表!〜

次は「メタセコイヤの並木道」だ。ここは数々の映画、ドラマ、CMのロケ地だ。
去年訪れた春川、冬のソナタのメタセコイヤの並木道とは規模が段違い!! 延々と並木道が続いている。
バスを降りると、若い男の子達が異様に興奮している。はしゃぎ、写真を撮り、走り回っている。
う〜ん、よっぽど韓国人に人気のあるロケ地なんだ〜!

あまりにも距離があるため、バスは1キロほど先まで回送し、待ち構えていてくれる。歩くとキリがないのだ。 こうして20分程歩き、バスに戻る。



〜俛仰亭〜

やっと最後。またまたあづまやである。
ここはかなり急な階段を登る。きつい!! 落ち葉がかさかさと音をたて、なかなか風情がある。
しかしあづまやの違いはまるでわからないねえさんである。



〜光州駅でプレゼント!〜

すべての見学を終え、予定通り5時半頃、光州駅に到着。
ガイドさんから少し待ってくださいと言われる。
全員が帰り、ガイドさんと移動。ガイドさんのご主人がねえさん達にプレゼントを持ってきてくれていた。 それは、潭陽の竹で作った「自転車」、竹細工であった。
もちろんガイドさんの手作りだ。
とってもサプライズなうれしい贈り物!(^^)!。
ご主人も「こんな遠くまで観光に来てくれてありがとう!」と挨拶をしてくれる。
このツアーに参加した日本人、ねえさん達が初めてなのかも知れないが、本当に充実の嬉しいことばかりの1日だった。



〜芸術の町(芸術通り)〜

ガイドさんと別れ、タクシーで道庁近くの芸術の町に向う。Art Townで運転手はわかってくれた。
ソウルの仁寺洞のような場所とガイドブックには書かれているが・・・。ねえさんの印象はまるで違う。
仁寺洞は観光客向け。この光州の芸術の町は観光客を寄せ付けない雰囲気がある。
まっすぐな道沿いに画廊、絵筆のお店、骨董のお店等が立ち並ぶ。ちょっと素人には入りにくい。

一軒の伝統喫茶でお茶を飲むことにする。客は誰もいない。落ち着いた感じのよい店だ。
ウエイターがリュウ・シウォンさんをハンサムにした感じでなかなか良い! 
こうして、日本人さんと最後のお喋りを楽しみ、ここでお別れする。

地下鉄でまたまたバスターミナル近くの新世界百貨店に行く。。このデパ地下で軽く夕食をと思ったのだが・・・、
まるでハングルがわからないので注文できない。食券が買えない・・・。すぐにあきらめ、バスターミナルで適当に指差し注文。それは何故か全州名物もやしクッパであった。
明日、全州に行けば食べようと思ってたのにな・・・・。あ〜ぁ・・・。
こうして充実の1日が終わった。

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瀟灑園

映画「スキャンダル」でヨン様が女性の絵を描いていたシーンが撮影された場所。

バスツアー

韓国歌辞文化館


息影亭


伝統菓子


山野草園


官防堤林


俛仰亭


竹緑苑

竹の里・潭陽。竹林はたくさんある。「夏の香り」のロケ地はこことは別の竹林。

メタセコイヤの並木道

「ワニとジュナ」はじめ、多くの映画やCMのロケ地となった並木道。


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