冥土の土産にメープル街道を迷走の旅 2006/10/2〜10/11   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】

【 1日目】

【 2日目】

【 3日目】

【 4日目】

旅の準備

出発

ケベックバスツアー(コーチカナダ)

世界の女王マリア大聖堂・ノートルダム大聖堂・
モントリオール市庁舎・ロレンシャンへ
モン・トランブラン・モン・トランブラン村
【 5日目】

【 6日目】

【 7日目】

【 8日目】

【 9日目】

ジャン・タロン・マーケット・聖ジョセフ礼拝堂

VIA鉄道・エスニックタウン・博覧会場・
ハーバーフロント
ナイアガラ・フォールズ

トロント大学・イートンセンター

帰国

2006年10月4日水曜日
〜霧のモントリオール〜

結局あまり眠れなかった。バスの中で眠りすぎたのだ。
早朝5時半、踊り子と一緒にキッチンへ。朝ごはんとお弁当の支度だ。早朝のキッチンは誰もいない。
6時半、じじいを起こし朝ごはんにする。結構ぐだぐだとゆっくりと食事を楽しみ、ユースを出るのが8時になってしまう。 まだチェックアウトはしていない。チェックアウトの11時まで、モントリオール市内を観光だ。

霧が立ち込めている。「ここをロンドンだと思いましょう〜。」と踊り子。別にモントリオールでもいいが・・・・。 こんな天候なので教会めぐりをすることにしよう。

まずは徒歩で20分、「世界の女王マリア大聖堂」だ。ヴァチカン市国「サン・ピエトロ寺院」の四分の一のレプリカ寺院。
ステンドグラス、礼拝堂、絵画・・・・どれも美しい。

ここから旧市街の方に歩くことにする。モントリオール観光で絶対に外せない場所「ノートルダム大聖堂」を目指す。
「え〜っと、800mほど行ったら右に曲がります。」と歩き方を見ながら確認。
じじい、そそくさと歩き始める。周りの景色などどうでもいいようだ。頭の中はノートルダム。 後ろからぶらぶら付いていく。

予想通り、曲がる場所を逸したじじい。猪突猛進突き進んでいる。「じじいさ〜ん、曲がりますよ〜。」と呼び戻す。
「まだ、800mも歩いてないぞっ!」とぶつくさ言っている。
「通り名を見ながら歩いてください。」と注意するも、「800メートルって言うたやないかっ!」と怒っている。

途中チャイナタウン発見。まだ早朝で営業していない店が多い。それほど大きくないチャイナタウンだ。
そして、しばらく行くと立派な建物が見えてくる。これが「ノートルダム大聖堂」に違いない! 写真を撮りまくる三人衆。
教会の入り口どこや〜?と建物の正面をさがす。あれっ? 違う? ここはどこ? わたしはだれ?

地図と通り名を必死で確認する。そして・・・。 「ここは市庁舎です〜〜〜!」と重大発表をするねえさんである。
どうもチャイナタウンに立ち寄ったために方向がおかしくなったようだ・・・・。

この付近は旧市街観光の中心となる場所だ。しかし朝が早いためまだ営業している店はなかった。
さあ、ノートルダムへ行こう。500メートルほど歩けばよい。

セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名な「ノートルダム大聖堂」(4ドル)。ネオゴシック様式の建物だ。
「ボウシ ヲ トッテ。」と注意されているじじい。マナーがなっていない!
教会内部はブルーの光に包まれている! きれいを通り越している。神聖で美しい。
いつかぜひ訪れてほしい教会である。

さぁ、チェックアウトまで時間がない。きびきび歩いてユースに帰ろう。タクシー? 地下鉄? お金いるやん〜。 必死で歩けば20分。これくらいの歩きなら朝飯前の三人衆。実際はご飯食べなきゃ動かないが・・・・。


〜モントリオールのバスディーポからモン・トランブランへ!〜

ナイアガラを西端に、ケベックを東端に、全長800キロのメープル街道。
その中でも紅葉の名所として名を馳せているのがモントリオールの北に広がるロレンシャン地方! 
ロレンシャン地方の最高峰トランブラン山(875m)とその麓に広がるリゾートエリア「モン・トランブラン村」がじじい憧れの地である。 ユースホステルをチェックアウトし、地下鉄の駅に向かう。ユースから300メートルの場所に駅がある。 めっちゃロケーションのいいユースである。

どうやって切符買うんやろ? 券売機がないぞ?????
しかし窓口(改札口)に人がいる。ここで買う仕組みになっていた。(2.5ドル)
切符を購入し改札を通る。切符は先払いシステムである。今もらったばかりの切符を渡して改札を通る。
改札を出る時はノーチェックなのだ。

10分もかからずにバスディーポ(バスターミナル)のある駅に到着。バスディーポは地下鉄のベリ・ウカム駅と直結している。
移動は楽だ。案内所でモン・トランブラン行きのバスを聞くと、時刻表をプリントアウトしてくれた。

モン・トランブラン行きのバスは1時ちょうど。十分時間がある。
まずは窓口に並び切符(往復50.53ドル)を買う。これがなかなか時間がかかる。15分ほど並んだ。ぎりぎりに来ると乗れないね。

さて、そろそろ12時。ベンチでお弁当にしよう。朝作ったスペシャル弁当の登場だ。
パスタのマヨネーズ和え。ユースでゲットしたマカロニに、日本から持参のマヨネーズと乾燥わかめを和えている。
そして、おにぎり。これもユースでゲットしたお米に、日本から持参ののりを巻いている。
米は硬いっ! 「やっぱり長粒米はあかんなぁ〜。」と全員一致。 パスタは美味。しかし貧相な食事である。

ご飯を食べていると、ロレンシャン行きの乗り場(18番)に人が並びだす。「はよ並んでええ席とろっ!」とじじい。 バスは先着順なのだ。
日本人もいる。ほぼ満席の大型バスに8名程の日本人がいた。

じじいと踊り子は2列目、ねえさんが一番前で地元のおばさまと並んで座った。フランス語である。片言の英語同士でお喋りをする。
モントリオール、結構若い人や観光地では英語は問題ないのだが、年配の人でフランス語のみという人が多かった。

雨が降ってきた。結構大降りになってくる。あぁ、車窓の紅葉は楽しめないが、隣のおばさまと喋ろう・・・。
バスはロレンシャン地方の各村々を経由し、終点がモン・トランブランである。どの村々もおとぎの国の村のようにかわいい。
今夜宿泊のユースはモン・トランブラン村のはずれにある。
しかし、ユースの目の前にこのバスのバス停があるのだ。降車客がいないとすっとばされそうな小さなバス停。
乗車前に、「モントランブランのユースで降りたい。」って運転手に言っておこう。


〜ホステリング・インターナショナル・モン・トランブラン〜

3時半、バスはユースホステルの目の前に到着。運転手が降りるように言ってくれる。
ねえさん達3人と、日本人の女の子1人が降りた。オール日本人である。

チェックインをする。2泊する予定。(大部屋1泊27.63ドル
2段ベッドと、ダブルベッドが1つのプライベートルームを用意してくれた。ラッキー。しかし、誰がダブルベッドかでもめる・・・。じゃんけんぽん。

キッチンも広く、食堂が落ち着いた雰囲気で気に入る。早速コーヒーブレイクだ。
前日から宿泊している日本人の女の子とお喋りをする。いろいろと教えてもらう。山の上の紅葉はもう終わっているらしい!? えっ〜!!!
このユース、ちょっと宿泊客に偏りがある。4割が日本人の若い女の子である。紅葉に憧れているのか???
きっと歩き方の特集ページの影響だと思うねえさんである。


〜じじい憧れのモン・トランブラン村を散歩。〜

小雨になってきた。散歩がてらスーパーに買出しに行こう。
このユースホステルの目の前は湖である。暖かければボート遊びもできる。
そして、スーパーまでは約10分。紅葉と各ショップのハロウインの飾りつけが目を楽しませてくれる。
特に、湖に映る紅葉が素晴らしい・・・。
この辺の紅葉が真っ盛りということは・・・・??? 山の上の紅葉はやはり終わっている???

スーパーは小さいが一通り何でも揃う。お肉や野菜を買い込みユースに戻る。
まぁ、リゾート地にある小さなスーパー。お値段は若干高めか???

さて、もう6時。ユースではみんなそれぞれ食事の支度中だ。オール日本人である。
サラダ、パスタ、ビーフステーキ、ソーセージ・・・今日はこんなメニューだ。大満足の夕食である。

夕食後、ユースのコインランドリーで洗濯。ユースは非常に便利な設備が揃っている。
夜にミルクでも飲もうと思って、キッチンへ。すると西洋人たちが夕食作りにいそしんでいる。
どうも日本人は6時頃夕食を作り、西洋人たちは8時頃夕食を作る民族のようだ・・・・。

シャワーとトイレは部屋の外で共同。しかし数が多く、使いたい時にすぐに使える。
じゃんけんに勝ったじじい、うれしそうにダブルベッドに身を横たえている・・・。


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世界の女王マリア大聖堂

チャイナタウン

市庁舎周辺

e航空券.com

モン・トランブランのユース周辺

紅葉が真っ盛りのユースホステル周辺。
ロケーション最高のユースです。


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