冥土の土産にメープル街道を迷走の旅 2006/10/2〜10/11   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】

【 1日目】

【 2日目】

【 3日目】

【 4日目】

旅の準備

出発

ケベックバスツアー(コーチカナダ)

世界の女王マリア大聖堂・ノートルダム大聖堂・
モントリオール市庁舎・ロレンシャンへ
モン・トランブラン・モン・トランブラン村
【 5日目】

【 6日目】

【 7日目】

【 8日目】

【 9日目】

ジャン・タロン・マーケット・聖ジョセフ礼拝堂

VIA鉄道・エスニックタウン・博覧会場・
ハーバーフロント
ナイアガラ・フォールズ

トロント大学・イートンセンター

帰国

2006年10月5日木曜日
〜トランブラン山へ!〜

7時、じじいがマラソンに出かける。踊り子は熟睡中。
さぁ、一人でゆっくりとカフェオレでも飲もう。キッチンでくつろぐねえさんである。

8時前、全員がキッチンに揃った。朝食とお弁当の準備だ。今日は晴天。トランブラン山は素晴らしいに違いない!

朝食はねえさん特製ピザトースト。昨日のパスタのトマトソースが余っている。
お弁当は玉子サンドとりんご。ヘルシーである。お茶も用意し準備万端。

モン・トランブラン内は村営バスが巡回している。(1.25ドル)
ユースの前にバス停がある。9時33分発のバスがあったので乗る。目指すはトランブラン山!
バスは7分ほどで終点モン・トランブラン・ビレッジに到着。完全なるリゾート村である。ホテル、レストラン、ショップ・・・。おとぎの国の建物だ。

まずは、トランブラン山に登ろう。バスを降りてすぐに無料のリフトが見える。これに乗ってゴンドラ乗り場に行くのだ。
無料のリフトを降りてびっくり!? 一面のじじばば日本人である!!!
チケット売り場でまたもやびっくり!? ゴンドラ往復19.82ドル!!!

歩けば4時間か??? 無理だ・・・。泣く泣くチケットを買う。泣く泣く300人ほど並んでいる日本人の列に加わる。
日本人ガイドの話を盗み聞き・・・。昨日はバスが150台・・・。今日はまだまし・・・。紅葉は今年は10日ほど早い・・・。

それでも20分ほどでゴンドラに乗れた。おとぎの国のようなモン・トランブラン・ビレッジのかわいさと、紅葉に感嘆の声をあげていたねえさん達。
頂上に行くにつれて無口になる・・・・。枯れ木ばかりだ・・・・。紅葉は終わっている・・・。
あっ、着いた。とりあえず降りよう・・・・。


〜日本国トランブラン山大字う○すて〜

カナダという国は世界で一番技術の発展している国である。な、な、な、なんと、ワープ装置を開発していたのだ!!?
確かに、ゴンドラに乗ったのはカナダである。しかしゴンドラを降りた場所は日本なのだ!? 白馬? 軽井沢? 伊吹山?
ここはどこぉ? わたしはだれぇ?

ゴンドラを降りると、胸に輝くトラピーちゃんと旅モノくんのバッチを付けた日本人ばかりなのである。
「っここは、う○すて山ですか?」こんな言葉がつい・・・・。
トランブラン山を埋め尽くす日本人。この山の上は99.8%が日本人。0.01%が外国人、0.01%が従業員だ。ひどい・・・。

見渡す限り枯れ木&枯れ木。あぁ、立ち直れない・・・・。金返せっ!!!
あっ、アイルのバッチ見っけ〜。金持ちやから付いていこう。何かくれるかなぁ。あぁ、むなしい・・・。

気を取り直し展望台へ。カタツムリのようにゆっくり歩くツアー客をかきわけかきわけ・・・・。
あぁ、地球は丸いのである。障害物が何もない景色。まぁるく見える地球。

さっさと下界へ降りるぞ〜。下界の紅葉は今が真っ盛り!


〜モン・トランブラン・ビレッジで立ち直る!〜

気を取り直し、モン・トランブラン・ビレッジを散策だ。
日本人が多いが、他の国の観光客もいる。ちょとほっとする。もちろん紅葉は真っ盛りだ。鮮やかな黄色が目に飛び込む!

ビレッジは徒歩で十分に回れる。まぁ、完全なる人工のリゾート村であるが、紅葉とかわいい建物でぶらぶらするのが楽しい。
もちろんショップには入らない三人衆。じじい、歩き方掲載の手作りオーダーメイドのぬいぐるみ屋さんに行きたそうだ。
興味のない踊り子とねえさん。「待ってるから行って作ってきたら〜。」と言うも恥ずかしくて行けないじじいである。

「コーヒー飲みたい!」と言うじじい。「金がないっ!」と即却下。
ゴンドラ代金19.82ドルをどぶに捨てたのである。コーヒーなんか飲めるかっ! でもホントは飲みたいなぁ。

「2ドル以下なら飲んでやるっ!」と譲歩したねえさん。なんと歩き方にメープルコーヒー1.75ドルのカフェの紹介がある。
「ご飯食べたらここに行きましょう!」と約束。

ランチは、ビレッジの中心サン・ベルナール広場のイスで食べよう。
パンはいやなじじいも、手作りサンドイッチなら食べるのだ。どうも外国の市販のサンドイッチはドレッシングがしつこかったり、油がべっとりだったりだからねぇ。 キューピーマヨネーズであっさり作った手作りは美味しい〜。

陽はあたっているものの、体が冷えてきた。あったかいコーヒーであったまろう。
「オー・グレイン・ド・カフェ」でメープルコーヒーを飲もう。広場からすぐ近くのこのカフェは、夜はバーになるらしい。
日本語メニューはあるものの、日本語メニューをあまり信用していないねえさん。壁の英語メニューをみつめる。

ないっ! メープルコーヒーがないっ! ????
歩き方に「人気はメープルコーヒーやメープルティ」ってはっきり書いてるのにっ!

イケメンバーテンダーに確認。普通のコーヒーを注文し、砂糖の代わりにメープルシロップを自分で入れれば・・・という返事。
このお店には砂糖、ミルクと一緒にメープルシロップも常備しているのだ。歩き方さ〜ん、嘘はダメですよ〜!
もちろん3人とも、コーヒー(1.95ドル)を注文。メープルシロップをどぼどぼと入れるのである。

ガラス越しの暖かい日差しと、静かな店内でくつろぐ三人衆。やっぱりリゾートはこうでなくっちゃ。


〜モン・トランブラン村をハイキング(part1)〜

このモン・トランブラン村周辺にはいくつかのサイクリングコースが整備されている。
ビレッジの観光案内所で地図を入手済みのねえさん達。コーヒーブレイクの後はサイクリングコースで紅葉狩りである。

1時20分、ビレッジを出てハイキングを開始する。ユースホステルまでの約5キロのサイクリングロードを歩くのだ。
ビレッジの喧騒を離れ、落ち着いた佇まいのサイクリングコース。道の両側は一面の黄色である。きれいに色づいたかえでが目を楽しませてくれる。
たま〜にすれ違う自転車。これこそロレンシャンの楽しみ方。静寂の中、紅葉を楽しもう。

じじい、自分の家を第二のトランブラン村すると言って、かえでの種を集めだす。お〜い、植物検疫は大丈夫? 種はいいの?
踊り子、押し花の材料集め。きれいな落ち葉を収集する。 ねえさん、そんな手のこんだ趣味はないので・・・・。ただ歩く。

突然じじいが叫ぶ!? 「歩き方の景色や〜!」 バッグから地球の歩き方を取り出し見比べている。
まさに、歩き方に掲載されている写真と同じ景色を発見。出発前に穴の開くほど歩き方を見つめたのだろう。
踊り子とじじい、写真を取り捲る! 踊り子さ〜ん、あんた歩き方の存在、今まで知らんかったやろぉ・・・・。じじいさ〜ん、あんた2年前までは歩き方の存在知らんかったやろぉ・・・・。
「地球の歩き方」とは個人旅行者向けのガイドブックであるが、関係のない人(金持ち)には全く役に立たないガイドブックである。
興奮して写真を撮っている二人・・・・あほや・・・・。

約5キロ、一面の黄色にたまに赤が混ざり、退屈することなないコースだ。3時ころユースに到着。
キッチンで紅茶を飲みくつろぐ三人衆である。


〜モン・トランブラン村をハイキング(part2)〜

4時、またユースを出てハイキングを開始する。今度は昨日行ったスーパーの先にある大きな湖を目指す。
20分ほど歩くと大きな湖に到着。おぉ、湖の周りの紅葉&湖に映る紅葉が素晴らしいっ!
夕暮れでこんなにきれいなんだから、昼間はもっときれいなんだろう。あぁ、つくづくトランブラン山のゴンドラ代金が悔やまれる。

湖の周りを少し歩き、紅葉を堪能。小さな教会があり、う〜んこれこそモン・トランブランの景色である。
憧れの地を歩くじじい、幸せそうである。しかし、朝のツアー客のじじばばといい、このトランブランはじじばば向けに何か情報を発信しているのだろうか???

スーパーに立ち寄り、ユースに戻る。食事の支度だ。
ポークピカタ、ビーフの香草焼き、サラダ、温野菜、雑炊。またまた豪華メニューである。
肉を焼く担当のじじい、「いい手つきですね〜。」と女の子に誉められている。

さて、明日はモントリオールに戻る。ユースの前からは12時半のバスしかない。朝のバスないかなぁ?
フロントで確認する。いい方法があった。
まず村営バスで、サン・ジョビット村に行く。そこから8時半のモントリオール行きのバスがあるのだ。ラッキー。それにしよっ!
終点のモン・トランブランまでは一部のバスだけが来るようである。

ということで、明日の朝は早い。朝食のサンドイッチを作っておこう。バスで食べるのだ。
トランブラン山では、散々な目にあったが、充実したモン・トランブラン村滞在であった。
おやすみなさい。


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ゴンドラでトランブラン山へ

トランブラン・ビレッジ

トランブラン村をハイキング

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