冥土の土産にメープル街道を迷走の旅 2006/10/2〜10/11   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【準  備】

【 1日目】

【 2日目】

【 3日目】

【 4日目】

旅の準備

出発

ケベックバスツアー(コーチカナダ)

世界の女王マリア大聖堂・ノートルダム大聖堂・
モントリオール市庁舎・ロレンシャンへ
モン・トランブラン・モン・トランブラン村
【 5日目】

【 6日目】

【 7日目】

【 8日目】

【 9日目】

ジャン・タロン・マーケット・聖ジョセフ礼拝堂

VIA鉄道・エスニックタウン・博覧会場・
ハーバーフロント
ナイアガラ・フォールズ

トロント大学・イートンセンター

帰国

2006年10月10日火曜日
〜ねえさん大事件です! 間に合う???〜

目が覚める。真っ暗である。目覚ましまだならないなぁ〜。もうちょっとまどろもう・・・。
う〜ん??? 目覚ましまだかな? 結構眠った気がするけど・・・・。
トイレに立ち、腕時計を確認する。ぎゃぁ〜〜〜〜、6時40分や〜!!!
5時に起きて、5時半すぎにユースを出発する予定だったのに・・・。

じじい、踊り子、起きろ〜! 大変やぁ〜! 同室の女性を起こさないように静かに2人を揺り起こす。
服だけ着替え、パジャマをかばんに放り込む。顔も洗わず、チェックアウトだ。

「くそぼけじじい! 目覚ましかけへんかったな?」
「あんた、いっつも朝早よから起きて、トイレ行くくせにっ! 今日だけ何で寝てるんやっ!」

罵詈雑言を浴びせ合いながら、ユースを出る。
格安旅行者のねえさん達は、空港まで地下鉄とバスを乗り継いで行く予定であった。約1時間半かかる。
しかし、もうタクシーを使う以外の方法はない。早朝、流しのタクシーはあるのか?と思っていたら、ユースを出て目の前にタクシーが通る。 ラッキーだ。すぐに停めて、乗り込む。

「今日は道がすいている。」と運転手が言う。どんどんと上がるメーターに心臓が壊れそうになる。
皮肉にも空港には、地下鉄&バスを利用した到着予定時刻より早く着く。チップを含め、50ドルだ。ばか高いっ!
金持ちは寝坊ができる。いつかこの手に、つかむぜっ! ビックマネ〜。

空港でまたまた仰天!? こんな長い列は初めてだ! チェックインできる???
しかし、その長い列はエア・カナダであった。ねえさん達のユナイテッド航空は混雑していない。助かった・・。

トイレで顔を洗っていると、ユナイテッドのカウンターも混みだしてくる。早くチェックインしよ〜。
カウンター婆はとっても親切。本当はプラス99ドル必要な、エコノミープラスという少し広い座席をサービスでくれた。
シカゴから関空へ乗り継ぐ。荷物はスルーで関空まで運んでくれる。


〜厳しい入国審査に笑みがこぼれるねえさん。〜

ガイドブックの盲点!? 行き方は詳しく書いてあるのだが、帰り方の詳細がない。
カナダからアメリカを経由して日本へ帰国する場合、アメリカの通関手続はカナダですます・・・これだけだ。意味がよくわからん!?

通関をしようと入り口を入りかける。係員に止められる。何かみんな書類を見せてるぞ〜!? アメリカの税関申告書だ。
チェックインカウンターにあるらしい。戻って記入する。これで大丈夫? 
またまた入り口で難癖をつけられる。アメリカのビザがないというのだ。アメリカと日本にはビザ相互免除プログラムがある。
しかし、こんな高度な英単語は知らない!「ワタシタチ ビザ ヒツヨウナイ! ニホンエ カエルダケ!」と言い放つ!
これで入り口を通してくれた。

すぐに小さな免税店。そしてアメリカへの入国審査場がある。ここはカナダ。しかしカナダ側でアメリカの入国審査を受けるのだ。
大行列。結構並び、まずはじじいが入国審査を受ける。 容赦のない入国管理官の質問にうろたえるじじい。
「セ セ セ セブンティーン・・・。」とじじいが言っている。 それを聞き思わず吹き出すねえさん。17歳? 17日?
入国管理官とウロウロしている係員に睨まれる・・・。
「カレト シリアイ デスカ?」 「ソウデスヨ。」

こんな会話の後、通訳に行けと指示を受ける。踊り子を同伴する許可をもらい、じじいの元へ馳せ参じる。

入国管理官の質問に答えるねえさん。
すると、「アナタガ コタエナイデ クダサイ。カレニ ツウヤクシテ、カレニ コタエテ モラッテクダサイ。」と超うるさい管理官だ。
そんなこんなで、やっとじじいの質問が終わる。次にねえさん。そして、踊り子の通訳をし、やっと終了。もちろん指紋と顔写真もバッチリと撮られる。

次は、スーツケースを預ける。そして、入念な手荷物検査とボディーチェックだ。
あぁ、こんな厳しい検査は初めてだ。善良な日本人なのにっ!


〜金がないぞっ!〜

さて、無事に通関手続きもすんだ。お腹がすいたよ〜。
しかし、レストランの数も少なく、かなり高い。お金がないよ〜。
ねえさんの財布にはカナダドルが15ドルほど・・・。タクシー代50ドルはじじいが立て替えている。

「金がない・・・。朝ごはんおごって。」
財布の中身をすべてじじいに渡す。これでタクシー代と、朝食代をまかなってくれ〜。

目覚ましをわざとかけなかったじじい。実は同室の女性に遠慮したようだ。反省し、一番高い朝食セットをごちそうしてくれる。
まだまだカナダドルをたっぷりと持っている踊り子も、じじいに払わす。ちゃっかりしている。
そして、搭乗までの僅かな時間も義理みやげのチョコレートを買い漁りに行く踊り子である。

シカゴでの乗継時間は1時間ほどだ。心配していたが、ゲートの移動だけなので15分ほどで完了だ。
搭乗までの数十分。またまた義理みやげ買いに走る踊り子。お〜い、ここはアメリカだよ〜。カナダ土産はないぞっ!

さて、ここでもうひとつ重要なことがある。アメリカの出入国カードの返還である。
最初のアメリカ入国時、パスポートにアメリカの出入国カードの下部分を切り離して、パスポートにホッチキスでとめられる。
歩き方によると、アメリカを出国するときの最終空港で回収されるとのこと。もし、これを返さないと、次回アメリカに入国できない場合があるらしい。

搭乗のアナウンスがある。
「これ、ちゃんと係員が取るか確認してくださいね〜。」とじじいと踊り子に注意し、搭乗口に向かう。
パスポートと搭乗券を見せ、ホッチキスでとめられた出入国カードのページを指差すねえさん。係員、回収してくれる。
じじいもそれに続く。そして踊り子・・・・。あれだけ言ったのに〜。回収を確認していない。
係員のところに戻り、踊り子の出入国カードを渡す。こっちから言わないと回収しないようだ。
こうして、なんとか無事に機上の人となる。

「じじいさん、いい冥土の土産になりましたね〜。」
「何言うてるんやっ? まだまだ行くとこあるでぇ〜。」

 冥土に片足をつっこんだじじいと、
 メープルチョコレートを買い漁る踊り子と、
 迷走に疲れ瞑想するねえさんの・・・

カナダに繰り出しため組の三人衆の「冥土の土産にメープル街道を迷走の旅」 

 



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機内食(シカゴ→関空)

シカゴ発関空行きのユナイテッド航空の機内食は、アメリカって味がします。
甘いクッキーに、甘いケーキ、濃厚な味付け・・・まさにアメリカなんですよ〜。
味は、キライではないです。ただ老人にはツラそう・・・。
これ以外に、お夜食にミニのカップうどんが登場。

それと、帰りは眠らなくっても大丈夫! 映画を4本も観てしまいました。
その頃、日本ではまだ公開されていない「プラダを着た悪魔」なんてのもあり、なかなかいい映画が揃ってましたよ。

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ハロウィンのディスプレイ

錦秋のメープル街道では、ハロウィンのディスプレイも目を楽しませてくれます。

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