名峰雪岳山と「秋の童話」エトセトラの旅 2007/6/13〜6/18   【Travel Diary】   【Home】

  【旅の日記】 【旅のごはん】 【旅の宿】

旅の日記


【準  備】
【 1日目】
【 2日目】
【 3日目】
 
旅の準備
出国・束草・アバイ村
雪岳山(ソラクサン)・アバイ村
江陵・正東津・統一公園
【 4日目】
【 5日目】
【 6日目】
弘大(春のワルツロケ地)
北漢山国立公園・北村・仁寺洞
仁川空港・帰国
2007年6月15日 金曜日
〜今日も曇りで江陵を目指す。〜

ホテルの一部屋に集まり、パンを食べる。あぁ、今日も曇りだ。
みんな登山はあきらめるって? そう、一緒に江陵(カンヌン)に付いてくるのかぁ・・・。

8時、ホテルを出発。目の前をタクシーが通る。停まる・・・。乗ろか・・・。頭数で割ると安いやろ。
「シウエ(市外)ポステミナル(バスターミナル)、カ ジュセヨ。(行ってちょうだい。)」 ホテルがある高速バスターミナル付近から、市外バスターミナルは結構離れている。3600ウォンだった。

切符売り場で、「カンヌン」。通じない・・・。ガイドブックを見せる。切符は隣の窓口だって・・・。
迷彩服を着た兄ちゃんが江陵行きの切符(6600w)を買っている。あの兄ちゃんに付いてったら目的地に行けるで〜。
8時25分、バスは出発。相変わらずの曇り空だ。

9時40分、ようやくバスは江陵バスターミナルに到着。もっと近いのかと思っていたのに、時間かかったなぁ。
迷彩服の兄ちゃんも降りる。ここが江陵に間違いないっ!
まずは、案内所を探す。バス乗り場の外に小さな観光客向けの案内所がある。パンフレットをもらい、どこに行く?
案内所では、観光地行きのバスの番号や乗り場、所要時間が日本語で書かれたチラシもくれる。めっちゃ便利だ。知らない街、ガイドブックにもそれほど詳しく書かれていない街で、バスの乗り方がわかるのは非常にありがたい。

よしっ、まずは荷物を置こう。バスターミナルから見えるホテルは全て、立派なラブホ調モーテルだ。高いんちゃう?
そやけど、安宿があるエリアに移動するのも手間やし・・・。立派なラブホ調モーテル(4万w)に落ち着くのである。



〜空腹に負け、草洞純豆腐村へ。〜

荷物をホテルへ置き、さっさと出かける。案内所近くのバス乗り場でバスを待つ。
時刻は10時40分。お腹が空いた。先にお昼ご飯食べよう〜。誰も異議を唱えない!
ここから、草洞純豆腐村(チョダン スンドゥブ マウル)行きのバスがでている。(230番もしくは206番)

純豆腐、おぼろ豆腐だ。江陵の伝統的な食べ物で、味の秘訣はにがりの代わりに、澄んだ海水を使っているとパンフレットに記載されている。
10時50分、バスに乗り込み、「スンドゥブ カヨ?(純豆腐 行く?)」と変な聞き方(1100w)。しかしこれで理解してくれる。

11時15分、どうやら終点らしい。豆腐屋どこや??? 何もないぞ〜。
運転手、ご飯を食べるしぐさをする。頷くねえさん達。一緒に行こうって? 付いて行く。少し歩いて、一軒の食堂へ。
豆腐の絵がある。ここかぁ。でも村じゃない。美味しいから入れって?

運転手、ねえさん達を案内し、自分もさっさと別のテーブルにつき、注文をしている。
スンドゥブ定食みたいなのがいいな。定食って何て言うんやろ? たぶんジョンシク??? なんとなく注文したが希望のものが運ばれてくる。
おぼろ豆腐は、ホントにおぼろ・・・。固まっていない。天然の塩味が感じられ、美味しい。好みで、しょう油や、コチュジャンをかける。
全く辛くない韓国料理だなぁ。しかし、ここの付け合せのおかずたちは、辛いっ! 淡白な豆腐と辛いおかず・・。これでバランスかぁ〜。

途中、またバスの運転手が入ってくる。バスの運転手が通う食堂。ここは味に間違いがないんだろう!
店の人たちも親切だ。「ナム〜。」と言って、飲み物を持ってきてくれる。ナムって木ちゃうん? あっ、なんか木の味がする。これはあかん・・・。
最後にサービスのコーヒーをもらい、5000w。安いなぁ〜。



〜鏡浦台、これは騙された???〜

食後、付近をウロウロ。あっ、純豆腐村発見! 純豆腐の看板を掲げる食堂が固まっている。
これが村だなぁ〜。しばらく歩く。天気は回復してきている。

次は、鏡浦台(キョンポデ)に行こう。歩ける? 地図の縮尺がイマイチわからない。
鏡浦台は5つの月が同時に見れる場所らしい。空に月があがると、海にも月、湖にも月、そして杯と恋人の目にも月・・・ってそんなあほな・・・。

歩く・・・。やはり徒歩では無理そうな距離だ。タクシーを止めよう。
「キョンポデ カ ジュセヨ〜。(鏡浦台 行ってちょうだい。)」
メーターを倒さないので「オルマエヨ?(いくら?)」 2000wだと言う。 まぁ、そんなもんだな。

タクシー運転手は日本語を話す。しきりに金曜日と、土曜日はソウルから観光客が押しかけ、ホテルの値段は高いと言う。
そして、2分ほどで降ろされる。そんな近い??? ここどこよ?
鏡浦海水浴場や〜! 地図を見ると、鏡浦台はまだまだ先やん。あぁ・・・。

海は大勢の観光客で賑わっている。この海の前には湖。その周りには、観光馬車が行き交っている。
ふぅん・・・。湖やな。この先に鏡浦台があるのか・・。もうええなぁ。今行っても5つの月は見えへんし・・。
夜行っても、せいぜい3つの月だと思うが・・・。
バス乗り場に行き、市内行きのバスを待つ。13時、202番のバスが来る。(1100w)

13時20分、市内の新営劇場の前でバスを降りる。ここから次の目的地へ行くのだ。



〜世界一海に近い駅は正東津駅〜

市内の新営劇場の前から、正東津(チャンドンジン)行きのバスが出ている。(111、112、113番)1時間に1本だ。
逃したら1時間待たんとあかん。バス停にへばりつく。ホントはトイレに行きたいなぁ〜。

正東津は、ドラマ「砂時計」のロケ地として有名だ。見たことないけど・・・。
世界で一番海に近い駅(ホンマ?)や、座礁した北朝鮮の潜水艦を展示した統一公園がある。

バスまだかなぁ? 何時発やろ? トイレ行きたいなぁ〜。こうして30分待ち、1時50分、やっとバスがくる。(1100w) バスに座り、案内所でもらったバスのチラシを見る。あれっ? 毎時50分って書いてるやん。見逃してた〜〜〜。
マクドで、ジュースでも飲んで、トイレ行けたやん・・・・。

最初に潜水艦を見ようと思ったが、乗り過ごす・・・。いつものことだ。こんなことは許容範囲。
正東津駅で降りることにする。バスを降り、細い道を海の方に歩く。すぐに駅が見える。
世界で一番海に近い駅かぁ〜。運よく、列車が来る。。駆け込む。駅員に止められ、入場料500wを払わされる。

時刻は2時半。午後の暑い日差しがまぶしい。列車が出発し、プラットホームへ。海が見える。近いなぁ〜。
この駅は、日の出の美しさでも有名。日の出時間も掲示されている。ソウルから夜行列車で日の出を見に来ることもできるらしい。
海辺で遊ぶ人々。サンドバギーを楽しむ若者。のどかな風景だ。しかし、海辺の柵には有刺鉄線が取り付けられている。やはり緊張の街である。

駅のトイレはキレイ。あぁ、ほっとした。



〜巨大砂時計の原理はわからんなぁ・・・。〜

さて、巨大な砂時計を見に行こう。ドラマ「砂時計」のロケ地なんで、観光用に作ったのだろうか?
駅からは、歩いて10分もかからない。しかし暑い。「こんな晴れるんやったら、雪岳山行ったらよかったなぁ。」って、クライマー達は悔しがる。日頃の行いやな(笑)。

砂時計、ホントに大きい。動いてる? わからん・・・。円形の砂時計には十二支の絵がある。もしかして、1年にちょっとだけ動くとか???
ただ、巨大な砂時計があるだけの公園は、別にねえぇ・・・。

海辺を散歩しながら駅にもどる。海と陸を仕切る有刺鉄線が続く。 「ちょっと触ってみぃ〜。」って言われるが、電気通ってたら怖いやん! まだまだ先は長いんやから・・・。
駅前でアイスコーヒー2000wを飲む。ふぅ〜、美味しい。
さぁ、潜水艦を見に行こう。駅前にタクシーはあるけど、運転手はいない。バスで行こう。

バス停にもどり、時間を確認。112番のバスで、4時10分発だ。韓国人のカップルも待っている。
そこに現れたインチキ韓国人。4時10分のバスはないと言う。韓国人カップルはその言葉を信じ、どこかへ消える。
しかし、ねえさんは信じないっ! 時刻表は正しいハズ。ちなみにねえさんとインチキ韓国人は英語で会話をしている。

インチキ韓国人も消える・・・。そして、4時10分、112番のバスがやってくる。ふふふ・・・、騙されるもんか〜。
1100wを払い、乗り込む。そこへ、インチキ韓国人が駆け込む。「コンビニノ、テンインガ、バスハ ナイッテ、イッタンヤ。」と言い訳をする。
そこへ、消えた韓国人カップルも駆け込む。やっぱり信じられずにウロウロしてたのだ。乗れてよかった。



〜統一公園で潜水艦を見る。〜

約10分のバス乗車。統一公園駅は観光客でいっぱいだ。
入場料2000wを払う。公園というか、海のそばに、軍艦と潜水艦が展示されている場所だ。

1996年、北朝鮮の潜水艦が座礁しているのがこの場所で発見された。
この付近、海の前は山である。上陸し、すぐに山に逃げ込めるという理由で、北朝鮮の潜水艦が接近したようだ。

まずは、軍艦を見学。なんだか、揺れているような錯覚をおこす。大きいが、それぞれの部屋は狭い。キライだ。
そして、潜水艦へ。ヘルメットをかぶり、中を見学する。しかし、気味が悪い。
この潜水艦の無線機は日本製。不名誉だ・・・。

青空を見上げるとのどかだ。しかし、海沿いには、数キロごとに見張り台があり、銃を持った迷彩服がいる。イヤだな・・・。 アイスクリーム1000wを買い、ちょっと休憩。バスは1時間に1本だから、次は5時20分ごろだなぁ。ちょうどいい時間だ。
5時20分頃、113番バスが来る。1100wだ。迷彩服の若者がいっぱい。仕事終わって帰るの?

さて、乗ったバス停で降りればいいハズだが、わからず・・・いつの間にか終点へ。
ここはどこ? 小学生に道を聞く。何故だか通じる????? 小学生に教えられたように歩くとバス停へ。
そこにいるおばちゃんに、「ポス テミナル カヨ?(バスターミナル行く?)」と聞くと頷く。
案内所でもらったバスのチラシを見て、バスターミナルを通るバス番号を確認する。このバス停にもその番号がある。間違いないっ!
こうして、無事に江陵バスターミナルに帰ることができる。路線バスを乗りこなしている!?

観光案内所で美味しい店を聞く。しかし、このターミナル周辺にはないとの返事。
ただ一軒、ケジャンの美味しい店があると言う。しかし高いやろな。適当に店に入る。
ソルロンタンを注文するが・・・。これは化学調味料やなぁ。インスタントのスープか・・・。まぁ、そんな店やからしゃあないな。
さぁ、ホテルに帰って洗濯でもして、寝よう〜。



↑Topへ

【2日目】へ戻る。【4日目】へ進む。


江陵バスターミナル周辺

草洞純豆腐村

韓国って、同じ店が固まってるよなぁ〜。
江陵の純豆腐村。純豆腐の看板のお店ばかりが・・・。

鏡浦台

道を挟んで、海と湖があります。
海には多くの観光客。きれいな海でした。

正東津駅

駅のベンチに座り、海を眺める。なかなかいいですよ〜。

巨大砂時計

砂時計、動いているのかいないのか???
下は、海岸にあった十二支です。

統一公園


  【旅の日記】 【旅のごはん】 【旅の宿】

名峰雪岳山と「秋の童話」エトセトラの旅 2007/6/13〜6/18   【Travel Diary】   【Home】



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送