日本のボロブドゥール「頭塔」を訪ねる世界ふしぎ発見の旅 2007/2/8   【Travel Diary】   【Home】

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旅の準備

「ねぇねぇ、ミルちゃん。奈良行かへん?」
「えっ? 奈良(ーー;)」

奈良近県に住んでいる人間にとって、奈良のイメージは概してこんなもの。しかし、奈良に行かねばっ!
なんとかTomo(同行者)を確保し、奈良詣での準備は整う。一人じゃ、ガソリン代が高いからね〜。

急に奈良に行きたくなったその理由は?
「あぁ〜、あれかぁ! ねえさんは、ロケ地めぐりが趣味だからなっ!」と気付いた方も多いかもしれない。 そう、「世界ふしぎ発見」である。1月20日放送の「世界ふしぎ発見」で奈良の頭塔が登場したのだ。

頭塔、この始めて聞いた妙な名前。ずとうと読む。
なんと、あの有名な世界遺産、インドネシアのボロブドゥール遺跡と同じ設計図で建てられた、というのだ!
番組内で登場した「頭塔」は、ピラミッド形の遺跡で、興味をそそる。こんな変な形のものが日本に、それも奈良にあったんだ〜。
「行くぞっ!」と番組を見ながら決意を固めたねえさんである。

今では番組内容もうろ覚えなのだが・・・・。
中国の僧が、インドネシアに行き、ボロブドゥールの設計等を書き写し、それが日本に伝わったとか・・・・。
う〜ん、よく覚えてないな〜。日本にも古来から山岳信仰なんてのもあったし、それが仏教と融合し、お山の形の頭塔を建てたとか・・・。??? あぁ、もうちょっと物覚えがよかったら、今頃は、博士である???

そんなこんなで、日本のボロブドゥール「頭塔」を訪ねる世界ふしぎ発見の旅が始まるのである・・・。

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旅の日記

日本のボロブドゥール・奈良の頭塔へ!〜

快調な高速道路のドライブ! 一路奈良を目指す。
途中、サービスエリアでは水筒に無料のお茶を補充する。う〜ん、Tomo(同行者)は他人のフリをしている・・・。

11時過ぎ、奈良市内へ入ることができた。奈良の地図もガイドブックも持っていない。
前日、ネットで調べたことがねえさんの頭にインプットされているだけ!?
「頭塔」は公営の高畑駐車場から徒歩5分。見学するには、仲村表具店さんに申し出て門の鍵を開けてもらうとのこと。その際、入場料200円を支払うそうだ。
また、個人のサイトには、国民宿舎飛鳥荘の庭からも見えるとの情報も書かれていた。

さて、奈良なんて久しぶりのねえさん達。高畑駐車場なんてわからない。とりあえず、有名な奈良町へ行こう! 標識があるから・・・。
奈良の見所は徒歩で十分に見学可能なのだ。奈良町の駐車場に車を置き、徒歩でウロウロしよう。

奈良町の公営駐車場は1回1000円。駐車し、係員に頭塔の場所を聞く。知らない・・・。
別の係員に聞く。知らない・・・・。結局、だぁれも知らない!?
そうそう、頭塔は飛鳥荘の近くだ。飛鳥荘の場所を聞こう! 「飛鳥荘なら、そこやで〜。」と指差す方向を見ると200メートルほど先に飛鳥荘が????
何でや? 頭塔は、ここからは遠いハズ? しかし、飛鳥荘の庭から頭塔が見えるってネットに書いてたし・・・。行ってみよう〜。

飛鳥荘を一回りするも、頭塔なんてない! 道行く人に聞くもだぁれも知らない?????
最後の手段、飛鳥荘のフロントで確認だ。「あぁ、頭塔は飛火野荘の近くですよ。ここから歩いて30分ほどですよ〜。」と道を教えてくれた。

ふふふ・・・。飛火を飛鳥と勘違いしたねえさんなのか? まぎらわしい名前だなぁ〜。
こうして、トコトコと頭塔を目指し歩き出す。もちろん途中何度か迷子になりながら、こんな会話を繰り返す。

「頭塔ってどこですか?」
「えっ? ずとうって何?」
「あっ、飛火野荘ってどこですか?」
「それやったら、ここまっすぐ行って、ほにゃららですよ〜。」

と、奈良市民が誰も知らない頭塔を目指して歩く。お腹すいたな〜。もう12時だよ。

そして、飛火野荘らしき建物が見え、そして、住宅の合間に、ピラミッドが見えた〜!!! 頭塔だ〜! なんかすごいっ!
どっから入るんやろ? 小路を入ってみると、すぐに仲村表具店さんが見つかった。頭塔保存会みたいな表札も出ている。
ピンポーンとチャイムを鳴らすと、「見学ですかぁ?」とおかみさんが顔をだす。
200円を払い、パンフレットをもらう。「見学終わったら、また声をかけてください。」と言われ、頭塔へ。
この表具店の5メートルほど斜め前に頭塔の入り口があるのだ。
鍵はかかってないのかな? 行ってみると、鍵は外されていた。誰かが見学中なのだ。かんぬきを開け、憧れの頭塔に潜入!


〜日本のボロブドゥール・奈良の頭塔へ潜入〜

パンフレットによると頭塔とは、方形七段の土塔。奈良時代の僧の頭を埋めた墓との伝説があり、その名の由来をされてきたが、本来の土塔(どとう)がなまって、頭塔(ずとう)と呼ばれるようになったと思われる。 この頭塔を築いたのは767年に、東大寺の僧実忠。その役割は、仏舎利を納める仏塔と考えられている。

どこを見ても、ボロブドゥールとの繋がりは示唆されていない。
「世界ふしぎ発見」は仮説に基づく壮大な歴史ロマンを放映してくれたと思うことにしよう!

さて、この頭塔。見学しやすいように、頭塔のまわりに遊歩道のような道を作ってくれている。その道を歩く。
それにしてもすごいな〜。ホントにピラミッド形の遺跡である。こんなもんが日本にと結構感激しているねえさん達!

頭塔の側面には、石仏か配置されている。
屋根は新しく葺き替えられているが、中に配置されている石仏は長年の月日で風化したものが多い。ちょっと見にくい。

それにしても見れば見るほど異様な光景である。
この遺跡の周りは人家が密集。この人家に暮らす人々は、家から頭塔が見えるんだもんなぁ〜。それも不思議な光景だ。

結局、2周してしまった。やはり、飛火野荘の庭からも見学している人々もいた。
しかし、全景を見るなら200円払って入場しよう。こんな遺跡珍しいんだから。価値のある200円である。

見学を終えたことを仲村表具店さんに告げる。テレビ放映以来、すこ〜し見学者が増えたかなぁ、程度のようだ。

   


〜奈良を歩く〜

さて、道には「新薬師寺」の案内板が見える。とりあえず行ってみよう〜。
ぶらぶらと歩き新薬師寺へ。やはり拝観料がいる。やめよう〜。外から覗くだけ・・・・。

てくてくと今度は、「志賀直哉旧宅」へ。ここも入場料がいるよ〜。外観とお庭だけ鑑賞。あんやこうろって読んでないし・・。
そのまま、「東大寺」を目指す。奈良の大仏さまがいらっしゃるお寺だ。

ふぅ〜、お腹すいたなぁ。「ファミレスないかなぁ?」とTomo。
「うん、コンビニでもいいね〜。今日、こんなにあったかいから、奈良公園で食べれる。」とねえさん。
しかし、ファミレスもコンビニもあるハズもなし・・・。お腹すいた〜。

東大寺が近づくと、観光地の食堂や土産物屋が現れる。「先に食べようか〜。」
一軒の食堂のメニューを確認。えっ!? たぬきが580円! 単なるそばやうどんに何で大金払わんとあかんのやっ!
どこの食堂も似たり寄ったりだ。 「お昼は我慢する!」とTomoに宣言するねえさん。
「その辺の草もち食べる?」と言うTomoの言葉も無視し、東大寺へ向かう。だって土産もんは美味しくない!

東大寺の前には、修学旅行生がいっぱいだ。何で今頃?
そして、奈良名物鹿もいっぱいいる。まずは、鹿にあいさつしよう。「ハロー!」と挨拶をしてまわる。
「何で、英語なん?」
「うん。何語通じるかわからへんから、とりあえず英語・・・。」
と妙なねえさん。

しかし、動物苦手なねえさんは、だんだんとイヤになり、東大寺へ逃げ込む。あぁ、楽しい。
もうこれで東大寺は堪能である。さぁ、大仏は見れるのかな?


〜東大寺〜

こ〜んな2月の平日にも賑わっている東大寺。さっすが、大仏さまの威力はすごいなぁ〜。
東大寺まで来たら、大仏見なきゃ〜。えっ!? 拝観料がいるの〜。やめよう〜。
隙間から、大仏殿を覗き、これが世界一の木造建築かぁ〜と感嘆する。

   

さて、次は二月堂を見学しよう。毎年テレビでは、「奈良のお水取り」のニュースが取り上げられている。
そのお水取りを行うのが、ここ東大寺の二月堂なのだ。
東大寺は、広い。じっくり見ようと思えば1日はかかりそうだ。昼食も食べさせてもらえないTomoは、そろそろお疲れモードか?

二月堂は、坂を結構登る。二月堂を綺麗に見上げられる場所で、Tomoは座り込んでしまった。
「近くまで行って見てくる。」とひとり階段を登るねえさん。中に入れるのかなぁ? 入場料要らないみたいだ! ラッキー。
二月堂から、Tomoに手を振る。Tomo、階段を駆け上がってくる!? あれっ? 疲れたって言ってたのになぁ〜。

「ねえさん、入ってるからタダやろ〜。タダやったら見ないとね!」とねえさん根性が染み付いてきたTomoである。
この二月堂からは、奈良の街が一望できる。また、東大寺の僧がお経をあげている姿も垣間見ることができ、なかなか見応えがある。
こうして、東大寺の見学は終わる。子供の頃から何度か遠足で連れてこられた場所。懐かしい・・・。

正倉院も見たいけど遠いなぁ〜。お腹もすいた。とりあえず、駐車場まで戻ろう〜。


〜猿沢池近くの商店街で満腹になる。〜

東大寺から、もちろんまたまた徒歩で移動だ。
鹿せんべいを持っている人は鹿に追いかけられ、若いギャルは、人力車のセールスに捕まっている!
こんな奈良の街を、誰に邪魔されることもなく、てくてくと歩く。

奈良県庁が見える。きっと、この辺で働いている人たちが行く、安い食堂があるはずだ〜。でもない・・・。
興福寺で、奈良のシンボル五重塔を鑑賞。そして、猿沢池にでる。写生をしている人もいる。

ここで、コンビニ発見〜。やっとお昼が食べれるぅ!
コンビニの近くには商店街もある。まずは、商店街で食堂を探そう。うっ、ランチ1300円!? あかんわぁ〜。
しばらく行くと、ハンバーグ定食580円の文字を発見。喫茶店だ。Tomoは見逃している。

「もういい。コンビニで何か買おう!」とTomo。とりあえず580円のハンバーグは秘密にし、コンビニへ戻る。
コンビニの弁当は結構売り切れ。350mlのお茶が130円。「お茶が130円っ!?」とTomoが怒り出す。
「あのね、Tomoちゃん。さっきの商店街の喫茶店に、ハンバーグ定食580円ってあったよ〜。」と教えてあげる。
「そこ、行こっ!」

ふふふ・・・。あったかいと言っても寒い。いい喫茶店を見つけたなぁ〜。
Tomo、さっさと一番安いハンバーグ定食580円を注文。
あぁ、格安を押し付けたねえさんだから、メニューを吟味することもできず、同じく一番安いカニクリームコロッケ定食580円を注文する。

こんな喫茶店でのランチメニュー。味に期待はしていない。一番安いもので十分だ。
でも、座席いっぱいだ。もう2時も過ぎてるのに、ネクタイ締めたサラリーマンが食事してる。もしかして地元では人気?

運ばれてきた料理はごく普通の定食。しかし、一口食べて驚く!?
「この、カニクリームコロッケ、カニがいっぱいだよ〜!」
「この、ハンバーグ、ビーフ100パーセントだよ〜!」
「この、ポテトサラダ、きちんとじゃがいもから作ってるよ〜!」

と食べながら、驚きの連続である。美味しい! きちんと丁寧に作られた食事だ。観光地でこんな丁寧な料理と出会えるのは嬉しい。
我慢してよかったな。お昼を堪能し、満腹! さぁ、次は奈良町だ。


〜町屋の面影を訪ねる「ならまち」散歩パート1〜

奈良時代の影響が強い奈良の観光地の中で、ここ「ならまち」は、江戸時代の町屋の雰囲気が漂う。
「ならまちってどこですか?」とならまちで聞くねえさん達。
「この辺り一帯がならまちやけど・・・。ならまちのどこへ行くの?」

こんな会話を繰り返しつつ、やってきたのは、「奈良町資料館」
軒先には、身代り猿が下げられている。この赤い可愛らしいお猿さんは、庚申信仰によるもの。
超簡単に説明すると、悪いことをした人間の代わりに、このお猿さんが、罰を受けてくれるのだ。
軒先に、身代り猿を吊るし、魔よけとしているのだ。今でも、この奈良町界隈の家々の軒先には猿が下げられている。

奈良町資料館は、無料。では入りましょう〜。
ここ・・・・? 奈良町資料館??? な〜んか、いろんなモノが展示されている。
古い商店の看板から始まり、時価数億だっけの大皿、仏像、それに、森鴎外や、樋口一葉や誰もが知ってる作家の原稿等々。
おぉ、記念金貨とか、昔のお札とかいろいろあるよ〜。いったい何の資料館なのぉ?
雑多で、結構楽しいのだけど・・・。

そして、出口付近では、お土産物を販売している。ここで、身代り猿も購入できる。結構高い。4千円とかの値札だ!
まぁ、ねえさんは悪いことしないので、身代り猿は必要ないなぁ〜。ふふふ・・・。

この資料館の近くには、「庚申堂」がある。奈良町の守り神だろう。ユニークなお猿さんが鎮座している。??? さて、次は・・・・。



〜町屋の面影を訪ねる「ならまち」散歩パート2〜

ならまちでは、格子を使った家々が多い。
その格子を使った江戸時代末期の町屋を再現した建物がある。その名も「ならまち格子の家」だ。
ねえさんが行くからにはもちろん無料で入場できる。

   

間口が狭く、奥行きが広い家。これは昔々、間口の広さで税金を決めていたからだとか・・・。
中に入ると驚く。奥行きがホントに広い。大豪邸である。
階段には、引き出しがついていて、収納の工夫もある。中庭があり、風流だ。
そして、格子。家の中からは外が見えるが、外からは中の様子がわかりにくい。目隠しの機能だなぁ〜。
昔のかまども展示されていて興味深い。なかなか風情溢れるならまちである。

さて、帰路、岸和田SAに立ち寄る。小腹が空いたので、月見うどん420円を食べる。
そ〜して、岸和田SA名物のパンをおみやげに買うのである。ここのフランスパンが美味しいと巷で評判なのだ。
店にはでかでかと岸和田名物と宣伝している。さぁ、美味しいのかなぁ〜。結構高いぞっ!

これで、本日のショートトリップは終了だ。今回も格安!

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旅のごはん

☆喫茶 珈琲一族☆  

カニクリームコロッケ定食は、580円! 安いです。でも・・・
かにがたっぷりで、丁寧に丁寧に作られたコロッケでした。

場所は、興福寺を背にし、猿沢池から右手に進むとコンビニがあります。 その近くの商店街の中の2階になります。

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