大山登山と石見銀山で野宿の旅 2007/8/11〜8/13   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記

【準  備】
【 1日目】
 
旅の準備
山陰へ出発
【 2日目】
【 3日目】
大山登山・境港・出雲大社・温泉津温泉
石見銀山


〜大山駐車場の朝〜

目が覚めると5時を過ぎている。車外ではじじいがテントをたたんでいる。
「うちで寝るより、快適やったわぁ〜。」と熟女。ねえさんも同感。
涼しくて、夜中は寒いくらいだった。熟女もねえさんも、クーラーは使わない。ウチは暑くて暑くて寝苦しいのだ。
それに、じじいの車は完全フラット。セミダブルの広さはある。マットも常備されていて完璧なベッドなのだ。

見渡すと駐車場はもう満車!? ねえさんが眠っているうちに続々と到着し、夜明けを待っていたのだろう。
みんな、宿泊代ケチるなよなぁ〜(笑)。

身支度を整え、朝ごはん。昨夜買っておいたパンを食べる。食べている間も、車はひっきりなしに入ってくる。
でもね、もう駐車場は満杯だよ〜。登山するには、夜中からスタンバイしなきゃね。

さぁ、登ろう! ホントは4時に起きて、朝日を見るつもりだったのだが、もう6時だ。寝る子は育つ・・・。
「じじいさん、入山届け、みんな書いてますよ!」
「そんなん、書かんでええんやっ! 遭難せぇへん!」とさっさと歩いていく。
まぁ、自己責任だから・・・。じじいも熟女も人並みハズれてるし・・・・。

駐車場のすぐ近く、夏山登山コースがある。ここから頂上を目指すのだ。
大山寺の鐘の音も響いている。山にお寺の鐘、韓国を思い出す。


〜大山の夏山登山道〜

整備された階段が続く。最初のうちだけかと思っていた。しかし・・・。 登っても登っても階段だ。もちろん、ビルなどの階段ではない。しかし階段は階段。歩幅が合わなくてツライ・・・。 「ながれ止めやな!」とじじいが言う。流れ? 雪崩?
何でもいいが、普通の山道を歩きたいよ〜。

「もうダメ・・・。」とつぶやくねえさん。あぁ、韓国の山が恋しい!
韓国の山には、屋台がある。おでん食べたい。焼き鳥食べたい・・・。屋台などあるハズもない日本の山・・・。
ひたすら階段を登る。多くの人々が登っている。もちろん、もう下ってる人もいる。
「おはようございま〜す。」「おはようございま〜す。」と挨拶してくれる。山では日本人は挨拶するのかぁ〜。

ゆっくりと休憩しながら登山。
途中、弓ヶ浜がきれいに見渡せる。この景色を見れるのが登山の醍醐味かもしれない。
風が吹いている。涼しいが、登るにつれ強風になる。目にゴミが入る。痛い〜〜〜。
そして、頂上付近は強風&突風!?
頂上までは、遊歩道のような板の上を歩くのだが、風で飛ばされて落ちそうだ。怖いよぉ〜〜。
しかし、登り始めてから2時間30分、なんとか頂上に到着。
そこは、とてつもない速さで雲が流れていた・・・。

   


〜大山のテッペンはマナーが・・・。〜

雲が、雲が流れていく〜〜〜〜〜。すっごい早いなぁ〜。
きれいな景色が見えたと思ったら、ガスで覆われたりと目まぐるしい!
頂上には、大勢の人々がいる。みな、満足そうな顔だ。

さぁ、頂上の印(?)の前で写真を撮ろう・・・と思うが、1組のファミリーが独占している!?
動く様子がない・・・・。他の登山客たちも、「迷惑だなぁ〜。早くどけよ!」とぶつぶつつぶやく。
全く、動かない迷惑ファミリー。とうとうある男性が写真を撮るしぐさをしながら近づく。やっと気付く迷惑ファミリー。
しかし、どいたものの荷物はそのまま・・・・。 彼らの荷物も写真に写る。イヤだなぁ〜。

テッペンの避難小屋。う〜ん、こんな中で、タバコを吸ってる人がいるよ〜。あぁ、団塊の世代だ。
ホント、マナーがなっていない。そういや、さっきの迷惑ファミリーは段階の世代ジュニアだなぁ。
なんて思いつつ・・・・。休憩・・・。まだ、8時半だ。

「じじいさん! お昼ごはんも買えって言うから、買ったのに。お昼は山を降りてからですね!」
「ホント、重いだけでしたねっ!」
「あんたら、山を舐めたらあかんっ! 食料は持っとかんとあかんのやっ!」

こんなほのぼのとした会話を楽しむ。
そして、8時50分、下山を開始する。

下山もなかなかツライ! だって階段だもん。歩幅が合わないよぉ〜。
こうして、途中、あみだ堂を見学もしながら、11時、駐車場に戻る。

車の陰で、お弁当。歯の手術をした熟女は、玉子豆腐や、柔らかいお饅頭を食べている。
相変わらず、駐車場はいっぱいである。さぁ、出発して、場所を空けよう!


〜愛しの猫娘に会いに境港へ〜

さて、次の行き先は?
「あんたらな、出雲大社へ行かんとあかんっ! あそこは縁結びの神さまやからなっ!」
負け犬ねえさんのみならず、実は熟女も現在独身。賞味期限が切れないウチに、相手を見つけろとじじいのじじ心???
熟女も、ねえさんもイケてるのになぁ〜。あぁ、高嶺の花かぁ???

しかしその前に、境港の水木しげるロードに行きたいねえさんである。
ねえさんの分身、猫娘が待っている。

「さかいこうってどっちや?」「あっ、さかいこう、こっちの方向やなっ!」
「あのぉ、さかいみなとなんですけど・・・・。」とこんな言葉は完全無視。さかいこうを目指すのだ。
さかいこうまでは順調。しかし、なんと水木しげるロードの駐車場で、20分も待ってしまった。えらい人気やなぁ。

外はまさに灼熱地獄。妖怪が住むのにふさわしい・・・・。暑いよぉ〜。
子連れが多いっ! 人でいっぱい。暑い〜〜〜。知らず知らず、へそ出しルックになってくる!?
「水木しげる記念館だけ、見とかなあかん!」と訪れた記念館は700円。
入り口から覗き、「う〜ん、ここは入らんでもええなぁ〜。」と結論を下す!? 

   

灼熱地獄に耐えられず、早々に車に戻る。駐車場はまだまだ順番待ちの車でいっぱい。
町おこし大成功の事例だ。ふふふ・・・、ねえさんロードで町おこしもいいかもよ。


〜縁を結びに出雲大社へ。〜

またまた順調なドライブで、2時半、出雲大社に到着する。
ここは、縁結びの神様。「あんたらっ、しっかり拝むんやでぇ!」とじじい。
神楽殿の注連縄は、大きな大きなしめ縄。ここにコインを投げて縄の隙間に入ればご縁があるという。 5円玉を出して、早速投げるねえさん。あっ、難しいなぁ〜。横で投げていた熟女、一発で入る!? 
くっそ〜、入れてやるっ! 5回目くらいで、やっと入る。あぁ、よかった〜。

「入るハズないやろ。上に乗せたらええんやっ!」と、しめ縄の上にお金を乗せてしまうじじい!?
さすが尋常なお方ではない! さらに、そのお金は、落ちていたお金である。
自分の懐は痛めない。素晴らしいご利益があるに違いない! たったこれだけのために出雲大社へ。さぁ、この3人の未来はどうなるのか? 乞うご期待!?

そろそろ小腹が空いてきた。ここは出雲そばが名物。しかし、歯の手術を終えたばかりの熟女は食べれない。
仕方なく車を走らせ、スーパーを探す。見つけたのは農協系のスーパー。
そこで何故か・・・??? 半額のさしみを買うじじい。コロッケを買うねえさん。ヨーグルトを買う熟女。
さしみ・・・ってどうすんの? レジでお箸をもらい、スーパーの駐車場でさしみを食べるハメになる。
「この養殖のハマチ、美味しいね〜。」と、ケチなくせに食べ物の違いはわかる3人である。

さて、空腹も満たした。石見銀山、今からでも行ってみる? もう遅いかなぁ?


〜温泉津温泉は・・・・〜

石見銀山に到着したのは、午後5時半。なんとか空いている駐車スペースを見つけ、案内所へ向かう。
やはり、終わっている・・・。唯一公開されている、銀山跡「龍源寺間歩」は5時まで。夏のピークくらい延長しろよ〜。
仕方ない。温泉に行こう。実は、昨日はお風呂に入れてない。汚い3人組である。

温泉津(ゆのつ)温泉は、銀山から20分ほどの距離。銀山支配の代官や戦国大名が逗留した由緒ある温泉地。
期待をしていたものの・・・。古い古い施設である。小さな浴槽。洗い場もない。石鹸は有料。まいった・・・。
早々に退散・・・・。300円だけどね〜。

温泉から街の方に車を走らす。
しばらく走ると、大きな大きなイオン。さすがは田舎、土地が安いんだなぁ〜。
スーパーで、明日の朝ごはんを買う。この時間、半額シールのオンパレードだ。
そして、隣接するファミレス「ガスト」へ。ガスト好きだけど、こんな不味いパスタは初めて食べたよ・・・。

「今日は、どこに泊まる?」
「やっぱり、石見銀山の駐車場ですね。夜から順番待ちしないと入れませんっ!」

と決してケチ精神ではなく、今が旬の石見銀山は、混み合うので、夜からスタンバイだ。

夜9時半、石見銀山の駐車場には、5台ほどの車が泊まっている。順番待ちだな(笑)。
テントを組み立てるじじい。ねえさんと熟女は、車の後部をフラットにする。おやすみ〜。

夜中、お腹が痛くて目が覚める・・・。
あぁ、昼間へそ出しルックになったからだ〜。へそ出しは20代限定! トシをとると、身体にくるなぁ。
トイレ行こ! 車外に出てビックリ!? 車が増えてる〜。夜中で駐車場、ほぼ7割埋まってる・・・。
みんな何考えてるんや? こんなに野宿族がいるとは、初めて知ったねえさんである。

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