釜山・慶尚南道・全羅南道と「夏の香り」の旅 2005/4/28〜5/7   【Travel Diary】   【Home】

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旅の日記


【1日目】
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【5日目】
 
海底トンネル(統営)
南望山公園(統営)・外島(巨済島)
大韓茶園/宝城茶園(宝城)
茂朱リゾート/徳裕山(茂朱)
広寒楼(南原)・華厳寺(求礼)
【 6日目】
【 7日目】
【 8日目】
【 9日目】
【10日目】
梵魚寺/金井山/東莱温泉(釜山)
竜宮寺(機帳)・海雲台(釜山)
太宗台/南浦洞周辺(釜山)
お買物/チムジルパン(釜山)
帰国
2005年5月2日


   

写真左 広寒楼。
写真中 広寒楼の裏門を出たところから続くお店。竹か藁のようなものを編んだものが多い。
写真右 南原の堤防には「ストリートアート」ということで布に書いた書画を飾りつけていた。

朝8時半頃旅館を出る。
旅館に荷物を預け、徒歩で広寒楼(クヮンハンル)に向かう。
朝鮮王朝初期の楼閣で、ロマンス「春香伝」の二人の出会いの場らしい。
ゆっくり歩いて15分位で到着。入場料1,600wを払い、中に入る。あまり広くない綺麗な公園という場所だ。人面魚のいる池がある。 30分位で十分散策できる。
裏門を出ると、民芸品を扱った店が続いている。
大通りの方に向かうと、「どじょう」専門店がたくさんある。 「どじょう〜! どじょう〜!」とTomoが言い出す。まだ10時だが、どじょうを食べてみることにする。早昼だ!
「るるぶっく」に載っていた店に向かうが、大きなビルで高そうだ。引き返す!

裏門付近の交差点から、2つ目位の店に入る。母娘で営業しているようだ。
メニューの中で一番安いものを指差し、これはどじょうか?と、どじょうの真似をする。
娘が、自分の食べていた鍋を持って来て「これだ!」と教えてくれる。
どじょうは見えないが、注文する。6,000wだ。
注文したものが、運ばれてきた。どじょうは見えない。単なる汁か?
食べてみる! おいしいが、変わった味がする。
お母さんが、横に来て説明してくれる。韓国産のどじょうで、細かく包丁で潰して「どじょう汁」にしている、と言っているようだ。
食べ進むうちに、だんだんと川魚特有の味がしてくるが、辛いので気にならない。
美味しく食べれた。
「どじょうが、丸ごと出てきたら食べれないよね〜。よかった〜!」
とTomoは満足している。 どじょう、どじょうと騒いでいたのに、丸ごとは食べれないのか? 

食後、堤防を歩く。5月4日から「春香祭」が始まるらしく、準備をしていた。
堤防は綺麗に整備され、両側には桜の木が植えてある。また、所々にバラのアーケードもある。 花の頃は見事だろう。 ゆっくりと、堤防を歩いて帰る。

バスターミナルで、華厳寺(フヮオムサ)(注1)行きのバスの時間を聞いてみる。
11:20発、あと10分もない。切符を購入(3,100w)し急いで旅館から荷物を持ってくる。
なんとかバスに間に合い、12時30分華厳寺に到着した。

案内所があったが無人だ。地図をもらいひたすら歩く。重い荷物を持って坂道を登る。
やっと入場料(3,800w)を払う場所につく。
そこからまだひたすら歩く。結局40分位歩いてお寺に到着。
1時間位見学した。見ごたえ十分だ。

お寺の外に美味しそうなお茶を飲める場所があった。緑茶(5,000w)を注文する。
美味しい〜! 大韓茶園のお茶とはまた違った味わいだ。
店内も落ち着ける。大きな窓があり、新緑を眺めながらお茶を楽しめる。
ここも、1缶50,000wで販売していた。智異山も美味しいお茶の産地のようだ。

今度は、ひたすら下る。30分ほどでバス停に到着。
バスがあるのか不安だったが、30秒程で求礼(クレ)(注2)行きのバスが来る。ラッキー!
850w払い15分程乗ると、求礼バスターミナルに到着した。どこに行こうかと時刻表を探す。
順天のハングル表記を見つけ、順天に行くことにする。15:15分発、3,000wだ。
順天は、一度宿泊しているし、外国人向けのツアーバスがある。明日はこれに乗ることにする。

15:50分順天に到着。前に呼び込まれた旅館を探すが迷ってしまった。
ツアーバスは順天駅からなので、タクシーで駅に行くことにする。駅周辺で旅館を探すことにする。
タクシーにのり「スンチョンヨク(駅)」と言う。運転手は「汽車でソウルに行くのか?」と聞いてくる。
今日宿泊して、明日観光してから釜山に行くと言いたいが、そんな語学力はない。
「ブサン」と答える。
すると、運転手「釜山に汽車で行くと4〜5時間かかる。高速バスなら2時間半だ。バスで行け。」と 必死で説明してくれる。言っていることはわかるが、明日は観光だと言えない!
あっ〜! いつの間にか、駅は過ぎている〜。
そして高速バスターミナルで降ろされた〜! やられた〜!

運転手は、親切心だ。仕方ない。駅には5分程で戻れるが運転手に従い釜山に行く!
バスの時間を確認すると、あと3分で出発だ。急いで切符を買いバスに乗り込む。
16:20発、10,600wだ。 途中で1回休憩があり、おやつを買う。
19:10分頃、釜山総合バスターミナルに到着した。

ターミナルと地下鉄の駅は直結している。地下鉄で西面(ソミョン)に向かうことにする。
西面は地下鉄1号線と2号線が交差する駅だ。どこに行くにも便利なので、出発前から釜山では西面の伽耶観光ホテルに泊まると決めていた。
まず、地下鉄の窓口でハナロカードを買う。このカードはICカード(プリペイド)で、地下鉄やバスで利用できる。カード作成料が2,000w、最低補充金額が5,000wからだ。 切符を買う手間が省け非常に便利だ。
実はねえさん、4〜5年前に作ったカードを持ってきた。窓口で5,000w渡すとちゃんと補充できた。Tomoは新しくカードを作った。

西面に着き、伽耶観光ホテルを目指す。やはり都会だ。人が多い。日本語が聞こえる!
ちょっと、迷ってしまいぐるぐるする。伽耶観光ホテル周辺は歓楽街だ。モーテルや飲み屋が立ち並んでいる。
歓楽街を進み、やっとたどり着くと閉鎖されていた! きゃ〜!
伽耶ホテルの隣の飲み屋のねえちゃんに、「ロッテホテルへ行け。」と勧められるが、こんな汚い格好でロッテに行けるハズがない!第一金がない!

お腹も空いた。近くのフライドチキン屋で作戦会議だ。
地図を広げる。少し先にモア観光ホテルがある。 ここに行くことにする。お腹も満たし、外に出る。
店を出て、少し行くと交番があった。その横にハングルで「旅館」の文字が見えた。
時間も遅く歩くのがイヤになったねえさん達は、この旅館に入ることにする。
歓楽街でも交番が近くにあるから安心だよ!と自分を納得させながら旅館に入る。 旅館には「ワールド イン」の看板があった。旅館名も「貴賓荘旅館」だ。だいじょうぶだ。

窓口で部屋と値段を確認する。25,000wだ。安い!お金を払い鍵をもらう。
部屋に入る。汚い。古い。まあ仕方ない。一等地でこの値段だと我慢する。
時間は10時になっていた。
しかし、これからが大変だ。夜中まで道路はうるさい!
その上、ひっきりなしに人が出入りする。そしてプロフェッショナルなあえぎ声が聞こえてくる〜〜!
眠れない! どこが貴賓だ〜! 下品の間違いだろう〜!と心で呟く!
次の日は別の旅館を探そうと決意する。

大変な一日だ・・・・。

(注1)華厳寺(フヮオムサ)は智異山(チリサン)国立公園の山麓にあるお寺。
(注2)求礼(クレ)は智異山登山のゲートウエイの町。
(注意)ねえさんの旅の同行者は全てTomoと表記した。 友なのか、はたまた供なのかはご想像にお任せする。
(注意)日記中のハングル語は適当に喋ったものだ。ねえさんもTomoもハングルは喋れない。
(参照)食べたものや、泊まった所は、「旅のごはん」と「旅の宿」に詳細を記載。

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華厳寺


華厳寺までの道

車の通れる広い道が続く。木の花や、草花が目を楽しませてくれる。
道の横に川が流れていて、所々公園やベンチがありピクニックを楽しむ人々も多い。



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