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2005年5月4日 |
あえぎ声も聞こえず、爽快な目覚めだ! ここに居つくことにする。
おばちゃんに追加の部屋代を払い9時頃ホテルを出発する。
今日は龍宮寺(ヨングンサ)と海雲台(ヘウンデ)(注1)に向かうことにする。
龍宮寺は釜山の郊外、機帳(キジャン)郡にあるお寺だ。このお寺は海の上に建っている珍しいお寺である。。
海雲台からバスが出ているようだ。海雲台までは地下鉄で順調だった。10時頃海雲台駅に到着しバス停を探す。
バスセンターがあったので運転手らしいおっちゃんに聞いてみる。「ヨングンサ ポス(バス)オディムニカ(どこですか)?」
おっちゃん、その向こうだと指差す。そして「イル バイ イル(181)」とバスの番号を教えてくれた。
その時Tomoはずいぶん先を歩いていた。(後で分かるがこれが悪かったのだ! すでにバス停を1つ越えていたのだ!)
ねえさんは、追いかけ(すぐ近くのバス停を見落とす。)「その向こうだって〜!」と伝える。進むとバス亭発見。
確認すると、182はあるが181はない! 182の下のハングルを読むと「キジャン」と読める。方向は合ってる。
ねえさん「181も182もたいしてかわらない。ここだ!」とそのバス停で181番のバスを待つ。
1番違いは大違いだ。普通はわかるが、その時は何故かそう思ったのだ。
30分経つ。バスが来ない。同じようにバスを待っているおっちゃんと親子連れがいる。彼らも目当てのバスが来ないようだ。
ねえさん「あきらめよう。日に2〜3本かもしれないよ。」
Tomo 「タクシーで行こう。」
ねえさん「往復タクシーに乗れば、射撃代がでる。射撃に行こう!」
Tomo 「人を殺す道具は触りたくない!」
ねえさん「じゃあ、エステだ!」
Tomo 「エステは行かない!」
どうしても龍宮寺に行きたいようだ。そのまま待つ。
1時間経ち、親子連れは消えていった。1時間半経った。おっちゃんも消えた。
Tomo、バス停に張り付き動かない!!11時30分だ。
Tomoに提案する。12時になって来なければ食事に行くぞ! Tomo納得する。
11時40分頃、Tomoが空腹に負けた。食事に行くことにする。結局2時間近くバス亭で排気ガスを吸っていた。
写真左 美しい海雲台のビーチ。
写真中 岩場にある人魚の像。この像に行き着くのは結構大変だ。
写真右 冬柏公園。おじさんたちがのんびりとしていた。市民の憩いの場のようだ。
昼食後、海岸沿いを歩く。かなりの人がいる。
冬柏公園までぶらぶらと散歩する。ビーチは韓国ではないような雰囲気だ。
冬柏公園で折り返し、ビーチ沿いの観光案内に入る。龍宮寺行きのバスを聞くと30分に1本あるようだ。バス亭を間違えたことが判明する。
スタバでコーヒーを飲み、Tomoの意向で、また龍宮寺に行くことになる。
2時半頃バス停に行く。ここでバス停を1つ見落としたことがわかる。181の番号もある。
10分ほど待つと181番のバスがやってきた。運転手に「龍宮寺で降ろしてください。」と書いた紙を見せる。
20分ほど走ると海が見えてきた。そろそろ龍宮寺かと思うのだが、運転手は何も言わない。そのうち海は終わり街に入ってしまった。
運転手、教えてくれなかったのだ! ねえさん達、とことん仏様に見放された!
終点まで行くしかない! そのままバスに居座る! 3時半頃やっと終点の車庫に着いた。すると数人の韓国人が運転手に向かって
大声で文句を言い出した。どうやら彼らも、運転手に降りる場所を教えて欲しいと頼んだが、忘れられたようだ。
この運転手、日本人や外国人に不親切な訳ではなく、職業意識がないのだ! 「前に停車中のバスに乗れ!」と言い、さっさとバスを
降りてしまった。
ねえさん達含め、総勢7名は前のバスに移動する。違う運転手が乗ってくる。
7名からは新たにバス運賃は取らなかった。一応引き継ぎはしたようだ。
4時20分頃、数々の困難を乗り越え、Tomo念願の龍宮寺に到着だ。
正直、来てよかった。山のお寺とはまるで趣が違う。開放的な雰囲気がある。お祭りがあるのか提灯を飾りつけていた。
日本のツアーバスも来ていた。
そうそう、ここのトイレは強烈だ。涙が溢れでてきた。臭気で・・・。
1時間程見学し、バス停に戻る。バスが来るのか? 10分程待っただけで無事181番のバスが来た。
海雲台に戻る。25分位だった。間違わなければ近いな!
海雲台で釜山アクアリウム(水族館 14,500w)に入る。Tomoは「海遊館(大阪)の方がいいよ。」と言うが、世界のかえる展をしていて
かえると触れ合えるのだ! 入ろう! かえると触れ合うコーナーでは気持ち悪く触れ合う勇気もなく撤退!
海遊館の方がいい!
夕食のため西面に向かい、最後は当然「虚心庁」だ。この温泉やみつきになり毎日通う!
さんざんな一日であったが、おもしろかった!
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(注1)海雲台(ヘウンデ)は韓国八景にも数えられるリゾート地。温泉もある。
(注意)ねえさんの旅の同行者は全てTomoと表記した。
友なのか、はたまた供なのかはご想像にお任せする。
(注意)日記中のハングル語は適当に喋ったものだ。ねえさんもTomoもハングルは喋れない。
(参照)食べたものや、泊まった所は、「旅のごはん」と「旅の宿」に詳細を記載。
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龍宮寺
一番上の写真はバスを降りるポイント。この景色が見えたらバスを降りよう。ここから歩いて7〜8分。
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